元保護犬パグのやり直し人(犬)生

何事も全力パグの日常スケッチ

おもろ怖いもの

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決してわざとじゃありません。

もちろんねらっている訳でもありません。

実はボノってたまーに歯が出ます。

 

口元がちょっと受け口でハムってなった時、

とってもちびっちゃーい下の歯が、

チョンチョンと並んでいるのが見えるのです。

ねらわずにこの顔ができるのですからね、

もうこれは間違いなく師範レベルです。

 

ボノが我が家にやって来た時、

すでに歯はボロボロでした。

歯は白くないし、足りないし。

パグの歯ってすごく小さいんですけど、

その小さい歯が不規則に並んでたりするので、

大変マニアックな発言になりますが、

めちゃキュートなんス。

 

私はボノのこの顔がとても好きなんですけど、

ひとつとても気になることが。

なんか昔からこの顔を知っていたような?

こんな人に会ったような?

不思議な既視感を感じたりしてました。

でも思い出せない。

誰だ? いつ会った?

 

ところがある日突然気付いたんです。

あれだ!

あの人だ!

その途端、ボノのおもろくてキュートな顔が、

底知れぬ戦慄に満ちたものに…

ギャー‼︎

 

おもろくてキュートなボノ

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こっちは怖〜いレクター博士

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なんか似てるんだな。

 

困り顔

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夕飯を作り始めるとボノは足元へやってきて、

あたりの匂いをスンスンと嗅ぎます。

自分のご飯を作っているのかと期待したけど、

匂いでそうじゃないとわかると、

なあんだって態度で冷蔵庫の前に座ります。

 

ボノのご飯はまだまだ後だよ。

時間になるまで待っててね。

 

ボノはうつむきながら静かに聞いていて、

耳だけピクンと動かします。

こういう時、ボノはあっさり諦めます。

無理に欲しいと要求したりしません。

 

ただなんとなくソファに戻るよりも、

このままここで待っていようかな位の気持ちで

台所に留まると決めたボノ。

最初だけ目をキラキラさせてたけど、

そのうちどんより細目になって、

やがてダラリと脱力したパグ座りになります。

こうなると胸のクロスが現れます。

 

さらになんだか眠気に襲われて、

ご飯を待つ緊張感が薄れてきます。

ああ、ここで寝ちゃおうか…

それともベッドに寝に行くか…

 

こんな時、ボノは困った顔になりますが、

別に困っている訳ではありません。

パグの困り顔は初期設定。

ボノの場合は眠くなるとクシャッとした

困り顔になるのです。

 

ボノはここで寝ることに決めたようですが、

さっきから冷蔵庫開けられなくて

私は困ってるんですけど!

 

→プーちゃんはいつも困った顔してたお話

 

ひとりこっそり

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ボノと一緒に歩いて歩いて小1時間。

こんなに歩いたのは初めてでしょう。

道端に咲くたくさんのタンポポに誘われて、

ついつい足を延ばしてしまいました。

 

ボノってば勢いよく飛び出していった割には、

後半戦しおらしく歩いてたよね。

体力自慢のボノもさすがに満足の様子です。

 

お散歩で頑張って歩いたら、

我が家ではご褒美ボーロをもらえるという

嬉しいシステムがあります。

まあ、全然歩かなかったプーちゃんでも

毎日もらえてましたから、

もれなく全員プレゼントってことです。

 

ボノは帰宅後ご褒美ボーロをもらい、

シャクシャクと音を立てて食べ、

ガブガブと音を立てて水を飲み、

そのままてけてけと歩いて行きました。

相当お疲れなんですね。

 

ボノは本気でがっつり寝たい時、

1人で静かになれる場所に行きます。

こっそり隠れて寝るんです。

横で私にこちょこちょされるのは、

とってもウザいみたいです。

 

ボノが珍しく小さないびきをかいて、

テーブルの下でのびてます。

ふふふ。それで隠れたつもりかい。

お尻がしっかり出てますがね。

 

それにしても股関節やわらかっ。

そんなヨガのポーズがありましたっけ。

 

→散歩はイケイケなボノのお話

 

小判鮫

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ボノが必死に床をなめています。

床に何が?

いや、何もありません。

では何があった?

それはきっとこれだ。

 

さっきまでそこで娘があれを食べていた。

牧場の朝。

なめらかで食べやすいヨーグルト。

子供向きっていうくらいしっかり甘いけど、

私は大人であるが大好きだ。

プリンみたいにプルプルしてるから、

スプーンですくって食べやすい。

だからこぼしにくい。

だから子供のおやつに出番となる。

 

あー、でもこぼしたんだね、ここで。

これでボノは牧場の朝を覚えたね。

こんなに美味いもんは初めてだぜっ!

と言わんばかりの舐めっぷりだよ。

床がピッカピカだよ。

そしてその後ずっとさ、

娘の後を追ってピッタリ張り付いてるよ。

 

ボノ、それ、小判鮫だよ。

 

→ピラニアと呼ばれているボノのお話

 

意外なお相手

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ボノは散歩に出かけると、

キョロキョロと敵軍ワンコを探し、

見つけ次第容赦なく吠えまくるお話は

何度か書いてきました。

 

ボノがなるべく吠えまくらない様に、

私は辺りを見回しながら、

ワンコのいない道を選んで歩いていることも

何度か書きました。

 

結局、私達は2人してキョロキョロしながら

歩いているのです。

 

もし遠くにワンコを見つけたら、

注意を逸らし遠ざけてやることで、

ボノは落ち着いたままいられます。

ボノにとっての境界線を超えないように、

ある程度は対処することが出来ます。

 

でも、突然転がってきた大きな落葉ですら

ワンワン砲火を浴びせかけるのですから、

正直限界も感じます。

突然来るのはやめれ。

心でそう念じて歩いています。

 

とは言っても突然来るものは来ます。

今までに見たこともないニャンコが、

目の前のお宅の駐車場から

ニョキって顔を出してるではありませんか。

 

まずいっ!

と、思った瞬間にはもう横にボノがいます。

飛びかかってはいけないと反射的に

リードを反対の手で引っ張ろうとしたら、

ボノはニャンコを完全無視でスルー。

 

これには正直驚きです。

ボノの敵って一体誰なの?

基準がようわからん。

 

→巨大な敵に吠えまくるボノのお話

 

まったりタイム

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散歩も行ったしご飯も食べたし。

ボノは欲望が満たされた時、

まったりとくつろぎます。

 

いつものボノは

どこからか攻め込んでくるかもしれない敵を、

どこだ、どこだ、と探しまくるのですが、

まったりタイムは違います。

もう敵のことは忘れています。

肩の力が抜け、顔の表情が丸くなります。

いつもより目を少し細めて、

耳なんてダラーンと下がっちゃって、

足はだらしなく脱力しています。

(当社比)

 

足をペロペロして満足するともう完成。

いつでも眠りの国へ旅立てる。

夢のロケットに乗って。

 

じゃあ、俺、寝るけど?

 

とかなんとか言ってるその姿が、

あまりにもきまってて思わず二度見。

口元がハムッてなってるけど、

いいリラックス感の前足クロス‼︎

うおおっ、こんな印象派の絵画なかったっけ?

動くなよ、動くなよ、と言いながら

カメラを取りに行って連写。

 

you、絵になるな。

 

→同じ口元でも違う顔になるプーちゃんのお話

 

ブラックの弱み

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いよいよ桜が満開になり春本番

ボノと一緒にちょっと遠くの公園まで

桜を見に行くことにします。

小さい団子と干し芋と温かい緑茶も持って、

張り切ってスニーカーの紐を結びます。

 

基本的にボノの散歩はテンポ良く進むので、

比較的遠い公園でも気付くと着いてます。

歩きながら素敵なお庭のお宅とか、

カッチョイイ車のカッチョイイホイールなんか

じっくり見ていられません。

常に他に犬がいないか、

ボノが何か拾い食いしないかを見張りながら、

ゼイゼイと息をきらして進むのみです。

 

公園のベンチに腰を下ろし桜を見上げ、

しばらくゼイゼイがおさまるのを待ちます。

ボノは辺りを忙しなくスンスンして、

桜には全く興味はない様です。

でもいいんだ。

ボノとこうやって春の空気を吸えて、

手には団子があるし、

太陽の光がポカポカ温かいし、

こういうのを幸せっていうんだよな。

 

ボノと腹ごしらえして

しばらくぼーっと春の太陽を浴びながら

幸せを噛み締めてると…

ボノのガハガハいう息が荒くなってきます。

 

ボノの背中はこの短時間でアッツアツ。

もしかしてブラックボディは熱を超吸収する

理科の実験のあれか?

慌ててボノに水をやり日陰に移動。

 

春とはいえ、ブラックに太陽は要注意なのだ。

 

 

→舞い散る桜の花びらを食すプーちゃんのお話

 

安定の実力

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子供が産まれると物が爆発的に増えます。

ベビー用品からおもちゃや洋服。

家具も増えたりして今まですっかすかの部屋が

あっという間にごちゃっとします。

 

でもそれらの使用期間は意外と短く、

あっという間に必要なくなり使えなくなり、

また新しいものが来ます。

ただし、おもちゃだけは

お気に入りの一軍入りすると、

いつまでも残ります。

 

この赤い帽子、どうしたんだっけ?

もらったんだっけ?

どうしてここにあるのかすら記憶にないけど、

これはまさしく一軍のお品。

かぶるのがクセになって手放せません。

 

誕生日ではないけど、

クリスマスでもないけど、

これをかぶるとなんか楽しい。

娘にとっては気分の上がる魔法の帽子。

そこのあなたもおひとついかが?

 

ボノの頭にちょこんと乗せると

またしてもパグミラクル。

安定の実力を見せてくれます。

しかも余裕のワンランク上の着こなし!

自然とこなれ感まで出ちゃってる!

 

ブラックボディってちょっとずるいな。

 

 

→プーちゃんも実力発揮するお話

 

ボノ、お前もか

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子連れでお店にご飯を食べに行くと、

レジで何かもらえる事があります。

なかなか渋い趣味の娘は

キティちゃんでは喜ばないので、

差し出されたカゴの中に欲しいものがなく、

困って固まります。

たまたまトランプがあったので、

半ば母が強引に選んでみました。

そういえば娘はまだトランプを知らないかも?

 

帰宅後はすぐにトランプ!

箱から出してカードを広げて見せます。

トランプには記号と数字が書いてあるよ。

それとジョーカーっていうカードもあるよ。

よっしゃ、まずは神経衰弱。

数字は難しいから同じ記号を探すことにして、

裏返しにして床に広げます。

 

ああ、なんかワクワクしちゃうね。

 

まずはカードを2枚めくってね、

同じマークならもらえるの。

でも違ったらまた裏返すんだよ。

だからこのカードが何のマークだったか、

しっかり覚えておかないといけないの。

 

ふふふ。ここはスペード♠️だったよ。

この場所さえ覚えておけば…

ってときにボノがてけてけやってきて、

カードのど真ん中に陣取り、

私を見ながらキリリっとポーズ。

 

ボノ、お前もか。

パグは邪魔が趣味。

 

→いつも邪魔するプーちゃんのお話

 

【パグ400匹記念】ペットの防災を考える

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本日、元保護犬パグのやり直し人生はついに400匹記念日となりました。

プーちゃん時代からボノ時代へ移り、様々なパグの摩訶不思議ワールドを綴って参りましたが、本日はどうしてもこれを書かねば!

昨今、もっとも心配である事案、「ペットの自然災害への備え」を真剣に取り上げてみようと思います。

 

我が家にはパグ1匹、コザクラインコ1羽がいます。

パグは寒さに弱く、特に暑さにはめちゃ弱。インコは寒さにはめちゃ弱く、暑さには強い。このメンバー、災害時や停電時の対策はどうしたら?という疑問から防災準備はスタートしました。

 

まず、備えは居住エリアによっても中身は多少変わると思います。もちろんペットの種類や数によっても。

あくまでも自身の居住区で起こり得る災害を想定し、ペットに必要なベストな備えをすることが大切だと思います。

 

また、地震、台風、それによる停電によって初期行動が変わります。

予期できる台風の場合→前日に車に積み込んでおく。ガソリン満タン。避難所の情報を調べておく。

停電すると困る季節→冬はカイロ、毛布。夏場は常に保冷剤を凍らせ、長期の場合はペットホテルなどに避難を想定。

これらを前もって準備します。

 

もちろん人間用の防災用品も備えています。水と救急セットとトイレットペーパー等、人間と共有できるものも多いです。

また、私は主な食品と日用品、ペットの消耗品もローリングストックしているので、それがそのまま備えになっています。

 

ですが、そもそもこれらはあくまでも備えのお話。地震がきて、停電して、部屋中ガラスが飛び散った状況から、まずは怪我なく生きて脱出することが前提です。自分が動けないとペットも避難できません。

そのためにライトと靴はすぐに取り出せるところに置いてあります。

そしてパグのベッドの周りは落下物のないように、インコのケージは倒れないようにしておきます。

 

余談ですが、趣味であるキャンプ用品は非常時大いに活躍します。ランプや小型の調理器具や食器などはそのまま備えとなります。

 

最後に、こういった品物はいざという時には売り切れます。必ず常備することが重要です。

 

〜我が家のペットのための防災用品一覧〜

【優先度:高】

すぐに避難が必要な場合に持ち出す物

<持ち出しリュックの中身・パグ用>

→パグに鑑札・迷子札付ハーネスとリードを装着

⚫︎ドッグフード(いつも食べてるフード、未開封、1週間分)

⚫︎常用薬(我が家の場合、目薬とエビオス1週間分)

⚫︎飲用水(軟水のペットボトル、500ml×3)

⚫︎携帯お皿(100均、折畳式)

⚫︎カラビナ(100均、×1)

⚫︎タオル(新品でないもの、フェイスサイズ・ハンドサイズ×1をジップロックに)

⚫︎大判バンダナ(×1をジップロックに)

⚫︎ポケットティッシュ(×10をジップロックに)

⚫︎ウエットティッシュ(100均、×1)

⚫︎救急セット(人間と共有)

⚫︎トイレ袋(100均、黒い袋、小サイズ)

⚫︎ドッグシューズ(嫌がるワンコが多いので普段から慣らしておく)

⚫︎スリング(目の不自由な老犬のため、普段から慣らしておく)

⚫︎ペットの写真(飼い主と写っているもの、ハガキサイズ5枚をジップロックに)

⚫︎ワクチン接種証明書のコピー(携帯に写真も保存、コピーはジップロックに)

 

<持ち出しリュックの中身・インコ用>

→インコを持ち運べる小型ケースに移動

⚫︎バードフード(いつものフード、最低1週間分)

⚫︎水(パグと共有)

 

*持ち出しリュックは避難時に持ち出しやすい場所に設置。我が家は玄関に置いてあります。

 

【優先度:中】

避難が長引いた場合に後で取りに来る物

⚫︎ドッグフード(ローリングストックで常に2ヶ月分備蓄)

⚫︎飲用水(軟水のペットボトル、人間と共有するため2L×48)

⚫︎カイロ(人間と共有、4箱)

⚫︎皿(フード用と水用)

⚫︎予備のリード

⚫︎ケージ(移動用と設置用)

⚫︎トイレシート(ローリングストックで常に2ヶ月分)

⚫︎タオルや毛布(古タオルなど多めにストック)

⚫︎レインコート

⚫︎インコのエサ(ローリングストックで常に2ヶ月分備蓄)

⚫︎インコ用のカゴ(カブトムシケースと小型のカゴ)

⚫︎インコ用エサ入れ、水入れ

 

 

ちなみに私は実際の避難経験はありません。東日本大地震の時は震度5弱エリアで輪番停電を経験しました。揺れによる大きな被害はありませんでしたが、停電によるパグへの影響は大いにありました。これはまた後日ブログに書きますが、非常時はペットも外的・心的影響を受けるということを覚えておかねばなりません。

 

また、まだこれがベストではないでしょう。停電時の備えとして何かもっと良いものがないか探しています。これもあったほうがいいよとか、これが重宝したよとかの経験談やアドバイスがあれば、コメント欄からぜひお聞かせください。

 

美人に弱い

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ボノを連れての散歩は

何が起こるか分からない

ハラハラドキドキの散歩です。

 

いきなり方向転換したり、

落ちてるものを拾い食いしたり、

道で会うワンコに喧嘩を売ったり、

気に入らないものには飛びかかって行ったり。

周りのものに注意しながらコースを選び、

かつボノに合わせてスピーディーに進みます。

 

下り坂はかなり調子に乗って走るので、

私はゼイゼイしながら後を追います。

ボノと一緒に走るようになってから

私はどれほど痩せたのだか。

とにかく脂肪が筋肉になったのは

間違いなさそうです。

 

ちょうどカーブに差しかかると、

あちらからやってくる白いワンコ発見。

まずい。ワンコだ。道を変えねば。

本来ならいち早くワンコを見つけたボノが、

ギャンギャン吠え始めるはず…なのだけど…

なぜか静かに突進して行きます。

 

もしかして、あれ、姫かも?

かつてプーちゃんが恋に落ちた

白くてフワフワの狆ちゃんです。

久しぶりに会う姫は変わらぬ美しさ。

そしてちょこちょこと歩く姿が

なんとも愛らしい。

 

ボノは珍しく吠えずに突進して行くので、

リードを短く持ち警戒レベル最大に。

するとなんと初めて会った姫に

スンスン、スンスンと挨拶をし、

そのまま歩き出しました。

なんと!

ボノが吠えない!

しかも挨拶までした!

 

こんなミラクルなのも、なぜならば姫だから。

我が家の野郎ども…美人に弱い。

 

→プーちゃんもメロメロだったお話

 

レッツドライブ

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さて、注射だ。

病院行くよ。

ドライブだよ。

 

ボノは颯爽と車に飛び乗って、

窓の前でスタンバイ。

エンジンをかけていつものテーマソング

♪Born to be wildをオン。

行っくぞう〜。

 

坂道を上りながら桜の木を横目に

春が来たのを実感します。

やっぱり春はええなあ。

窓を開けて清々しい春の風を

取り込もうではないか。

 

ボノは窓から顔をニョキッと出して、

耳を風にヒラヒラさせます。

気持ち良さそうに目を細め風を感じます。

 

ボノー春だねえ。

 

穏やかな気分に浸っていると、

急にボノが騒がしくなります。

ボノってドライブ中は静かに

窓に張り付いてるんだけど、

赤信号になると露骨に嫌がるんだ。

早く出せ、早く走れと言わんばかりに

ギュオーン、ギュオーンと吠えてくる。

 

青信号になるとまた静かに風を感じてる。

でも、その満たされた顔がかなり妖怪顔。

 

 

→プーちゃんは車でガハガハするお話

そこに山があるから

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組み立て式の家具を買いました。

組み立て式ですからバラバラ部品の状態で

小さく梱包されているのですね。

これを今から順番に組み立てていくのです。

もうわくわくしかありません。

 

さあ、段ボール箱を開けようぞ!

という時にボノはなぜか箱の上に。

はい、邪魔邪魔。

直ちに立ち退き命令が下ります。

 

箱を開けると色のついた木の板が

何枚も入っています。

これをまず箱から出して大きさ別に

分けて積んでおきます。

こういう分類作業が結構大切だったりします。

それと細かいネジを袋から出して皿にあけ、

インパクトドライバーを準備します。

 

説明書を読んで組み立て作業の流れを把握。

最初に接合する一番大きな板から…

って時にボノはなぜか板の上に。

おい、こら、邪魔邪魔。

すぐに強制退去になります。

 

ドライバーでばんばんネジを打ち込み、

気持ちよく外枠が組み上がっていきます。

裏側から補強のための板を固定すると

もうほとんど出来上がり。

 

あとは棚の部分を調整すれば…って時に

ボノは組み上がった家具の上に

ぴょんと飛び乗ります。

 

そこに山があるから

俺は頂を目指す。

ー登山家・ボノ

 

→その先に何かがあるから…なお話

 

テーブルの下のピラニア

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コロコロコロ…ボテ。

ブロッコリーが刺さったはずのフォークから、

ポロリと抜け落ち転がっていきます。

もうすぐ4歳といえど

まだまだ食べるのは下手。

それを知ってからボノは、

娘の椅子の下で待ち構えるようになりました。

 

そういえばプーちゃんも下にいました。

離乳食初期の茹で野菜なんかを

かなりゲットしていましたっけ。

ボノもブロッコリーの次に落ちてくる何かを

ギラギラした目をして待っています。

 

だんだんと待つだけでなく、

積極的にゲットしようと前足を椅子にかけ

足の間から覗き込んできます。

さらに前足をチョイチョイと伸ばしてきて、

おくれおくれとアピール。

くすぐったかったりして娘がゲラゲラ笑うと、

またフォークからにんじんが落ちたりします。

 

もう床には落としません。

そのまま空中でパクリ。

見事な早技でモグモグです。

 

私は食事中に足元にくるボノを

テーブルの下のピラニアと呼んでいる。

 

 

→やはりここで待つプーちゃんのお話

 

エロパグ

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ボノの散歩中

ご近所さんに道端でお会いする機会も増え、

その度に新人・ボノを紹介します。

 

プーちゃん時代からのお付き合いの方も多く、

別れから出会いまでのいきさつを説明すると、

「プーちゃんがボノを連れてきてくれたのね」

と皆さんおっしゃいます。

そうだったのか。

プーちゃんはしょんぼりしてる私を見かねて、

ボノと私を赤い糸でぐるぐる巻きにしたのか。

 

ボノは紹介されても落ち着きなく、

たいていキョロキョロしてたりするのですが、

買い物帰りのスーパーの袋をぶら下げてると、

夕飯のおかずチェックをしに行きます。

おかずにいきなり飛びつきそうな勢いなので、

リードを短く持って警戒レベル⤴︎。

 

また別の日はお仕事帰りのお母さんが

ボノを見つけて駆け寄ってきます。

買い物袋を持っていなかったので、

警戒レベルを下げて立ち話。

ボノが艶々しててカッコいいだなんて

チョー照れちゃう事言われ喜んでたら、

ボノはいきなりお母さんのスカートの中に

頭から飛び込んでいきました。

 

エロパグ降臨!

スカートのお母さんも警戒レベル最大級へ。

 

 

→紳士的でなかったプーちゃんのお話