いよいよ桜が満開になり春本番。
ボノと一緒にちょっと遠くの公園まで
桜を見に行くことにします。
小さい団子と干し芋と温かい緑茶も持って、
張り切ってスニーカーの紐を結びます。
基本的にボノの散歩はテンポ良く進むので、
比較的遠い公園でも気付くと着いてます。
歩きながら素敵なお庭のお宅とか、
カッチョイイ車のカッチョイイホイールなんか
じっくり見ていられません。
常に他に犬がいないか、
ボノが何か拾い食いしないかを見張りながら、
ゼイゼイと息をきらして進むのみです。
公園のベンチに腰を下ろし桜を見上げ、
しばらくゼイゼイがおさまるのを待ちます。
ボノは辺りを忙しなくスンスンして、
桜には全く興味はない様です。
でもいいんだ。
ボノとこうやって春の空気を吸えて、
手には団子があるし、
太陽の光がポカポカ温かいし、
こういうのを幸せっていうんだよな。
ボノと腹ごしらえして
しばらくぼーっと春の太陽を浴びながら
幸せを噛み締めてると…
ボノのガハガハいう息が荒くなってきます。
ボノの背中はこの短時間でアッツアツ。
もしかしてブラックボディは熱を超吸収する
理科の実験のあれか?
慌ててボノに水をやり日陰に移動。
春とはいえ、ブラックに太陽は要注意なのだ。
→舞い散る桜の花びらを食すプーちゃんのお話