ボノが必死に床をなめています。
床に何が?
いや、何もありません。
では何があった?
それはきっとこれだ。
さっきまでそこで娘があれを食べていた。
牧場の朝。
なめらかで食べやすいヨーグルト。
子供向きっていうくらいしっかり甘いけど、
私は大人であるが大好きだ。
プリンみたいにプルプルしてるから、
スプーンですくって食べやすい。
だからこぼしにくい。
だから子供のおやつに出番となる。
あー、でもこぼしたんだね、ここで。
これでボノは牧場の朝を覚えたね。
こんなに美味いもんは初めてだぜっ!
と言わんばかりの舐めっぷりだよ。
床がピッカピカだよ。
そしてその後ずっとさ、
娘の後を追ってピッタリ張り付いてるよ。
ボノ、それ、小判鮫だよ。
→ピラニアと呼ばれているボノのお話