干し芋生産

プーちゃんのおやつ解禁に伴って

再びおやつを楽しめることになりました。

食べられなかったものを食べられる幸せと

食べたいものを食べられる幸せと

食べられるおやつが…ってもういいや。

とにかくおやつってホント幸せイベント。

これからおやつの安定供給を図るため

干し芋を作ることにしました。

芋を大鍋で蒸しているところから

我が家はあま〜い芋の香りに包まれ、

プーちゃんはソワソワ。

もう気が気でない様子です。

わかるよわかる。

君の気持ちがよーくわかる。

お芋さん、暖かい太陽の光の元で

じっくり乾燥してもらいます。

庭の机の上でその時を待ちます。

プーちゃんは乾いてなくてもいいから

それをよこせと、

それを今すぐくれと言ってます。

わかるよわかる。

君の気持ちが痛いほどよくわかる。

いつもはギャウギャウ大騒ぎするのに、

今日はまん丸のハンターの目をして

芋の下に静かにスタンバイします。

でも興奮は隠せません。

すごいよだれが流れ出ちゃってます。

そんな顔を見てしまって

誰がこの場を冷静に立ち去れるでしょうか。

あげましょうあげましょう。

乾いてないけどあげましょう。

小さくちぎった芋をあげると

くわえて一気に飲み込み、

まだもらってません顔をしてお座りをしています。

いや。君はもうもらっている。

→プーちゃんの好物干し芋のお話はこちら

パグまんじゅう

月に1度のシャンプーの日。

この日は地獄の爪切りデーでもあります。

嫌がるプーちゃんにどんな作戦で立ち向かうか

毎回頭悩ます日です。

今回は動物病院のように

机の上に立たせて切ってみました。

動物病院では大人しくしてますからね。

結果はまあ…

爪を1本切っただけで鬼の形相になり、

2本切ったところでジタバタ暴れ始め

机から落ちそうなほどになりました。

そんな元気どこにあったんだよってくらいの

本気拒絶モード＝暴れ馬状態になりました。

作戦失敗です。

結局はいつもの抱っこで爪を切り、

終わった後にはムツゴロウさんで褒めまくりました。

でもムツゴロウさんの心の中は、

敗北感でいっぱいです。

プーちゃんはご褒美ボーロをもらうと

プイッと走り去り、

ソファの上でポリポリかじりながら

ふて寝の準備です。

いつもよりまん丸で

全ての爪を隠し

まるでまんじゅうのようになって

こちらを恨み顔で監視しています。

→プーちゃんの嫌いな爪切りのお話はこちら。

カミカミデー

療法食を食べて経過観察を続けていましたが

その後の経過が良好とのことで、

節制していたおやつ解禁となりました。

もちろん解禁といえども、

少ーしずつ様子を見ながらです。

ただこの療法食が良い効果をもたらしているのも確かなので、

療法食はこのまま継続することになりました。

待ちに待ったおやつ解禁デー。

まず食べたいものは何だろう？？？

候補はいっぱいあるけれど

別に何をあげても喜ぶのは確か。

実はプーちゃんには内緒でしたけど、

歯磨きガムをまとめ買いしてました。

出番を待っていたガムがついに登場！

本日はカミカミデーといたしましょう。

久々のおやつであり、歯磨きガムなので

ゆっくり噛み締めて欲しかったのですが、

プーちゃんは恍惚とした顔をして

超高速早送りカミカミで

飲み込んでしまいました。

嬉しい気持ちも分かりますが、

歯磨き効果はなさそうです。

→プーちゃんの歯磨きガムはこのカミカミ

急加速

冬の散歩は呼んでも来ません。

諦めて一歩踏み出せば歩くには歩きますが

なかなかエンジンがかかりません。

玄関出てさっさとトイレを済ませると、

Uターンして部屋に戻ろうとしたりします。

このままローギアのまま

ゆっくりゆっくり牛歩が続きます。

寒い中ゆっくり歩かれるのが

飼い主としては辛いところです。

身体の芯まで冷え切ります。

ところが。

散歩コースもちょうど折り返し地点にせまる頃、

プーちゃんは電信柱も落ち葉も振り向かず

スタコラと歩き始めます。

次第に加速し一気にトップギアへ。

リードがピーンと張るほどひっぱり続け

玄関へ一目散に駆け込むのでした。

散歩に出るには往生際悪いが、

もうすぐ家だと早く帰ろうと前向き。

→散歩は呼んでも来ないプーちゃんの話はこちら

探知犬

家にはいろんなお客さんが来ます。

プーちゃんはどんな人が来ても、

人には上手に接することができます。

むしろどんな人でも喜んで迎えるので

番犬には向きません。

リビングの床鳴りがひどいので

修理の職人さんに来てもらいました。

修理するのに必要な

いろんな工具が入った大きなカバンと、

書類がどっさり入っていそうな

重そうなカバンと、

丈夫そうな巾着袋を持って来ました。

職人さんは何気なくカバンを床に置いて

さっさと修理に取り掛かります。

すかさずプーちゃんは職人さんのカバンを

クンクンし始めました。

修理中ずっと書類カバンに張り付いて

ひつこく匂いを嗅いでいたプーちゃんが、

珍しくワンワンと吠え始めました。

なんだかとても嬉しそうです。

作業を終えた職人さんが

「では書類にサインを」

と言いながら書類カバンを開けると、

お昼に食べ残したと思われるピザパンが半分、

書類の入ったクリアファイルの横に

突っ込んでありました。

プーちゃんの狙いはこれか。

探知犬には向いてるかもね。

食べ物限定で。

知りません

私が出先から帰宅すると

いつもプーちゃんは全力で迎えに来ますが、

たまにちょっと雰囲気が違う日があります。

なぜかあまり近くに寄り付かないケースです。

そういう時は原因がこの部屋のどこかにあります。

おっと！

リビングのど真ん中で事件発生。

プーちゃんのまくらから綿が飛び出ています。

一人で調子に乗って遊んでいたのでしょう。

綿を詰めた後の手縫いの部分が甘かったので

無残にも穴が開いています。

滅多にいたずらをしないプーちゃんが

やってはいけないことをやってしまうと、

ちょっと恥ずかしそうにモジモジします。

私が帰って来た時に

ワーイと飛んで来なかったのはこのせいです。

私は大げさに

あああ〜壊れてる〜！！！と声を出して

くるりと振り返ってプーちゃんを見ると、

見事なまでの知りません顔でとぼけてます。

いつもならおやつをねだってスリスリして

買い物袋の中を覗きにくるはずですが、

今日のプーちゃんは窓辺に座りながら

青い空を見上げています。

このまましらばっくれる作戦遂行中…。

パグまくら

プーちゃんが膝の上で寝る時、

たいてい腕やブランケットに顔を置いています。

何かに顔を置いてる寝顔は、

横にのびて最上級の可愛い寝顔になります。

この寝顔をいつでも見られるよう

プーちゃん専用まくらを作りました。

私が着なくなった長袖フリースの

背中の生地を惜しみなくジャキジャキ切って、

筒状にミシンで縫い、

固すぎず柔らかすぎずの程よい塩梅で

中にわたを詰めます。

ほれほれ。

ちょうどいい顔置き場ができたよ。

プーちゃんが窓辺のクッションに

寝ようとしているタイミングで

顔の下にまくらを置いてあげると

もふっと顔を置いて寝ます。

最上級の寝顔が完成します。

私の匂いがついてるから

腕に顔を置いているような感覚かな。

いやいや、

匂いより心地よさが重要なんだよね。

→プーちゃんの匂いは関係ないお話しはこちら。

耳掃除

パグさんは垂れ耳なので耳の中が蒸れがち。

なのでひっくりかえって爆睡している時など

風通しよくするために耳をめくっています。

蓋を開けた状態です。

プーちゃんは耳の中が乾燥している方ですが

たまに大きな汚れがあったりするので、

獣医さんより耳洗浄を教えてもらいました。

イヤークリーナーを耳の中にたっぷり流し入れて、

耳の根元をクチュクチュともんであげます。

ブルブルっと頭を振ると

自然と浮き上がった汚れが外へ出ていきます。

あとは耳周りの汚れと残ったクリーナー液を

拭いてあげて終わりです。

さらっとしてるし匂いもない。

なによりプーちゃんが嫌がらないのが1番。

確かに耳キレイが持続するように思います。

グルーミング嫌いなプーちゃんですが、

唯一、このクリーナーなら

耳だけいじっても良いとのことです。

でも綿棒は

カッ。

→プーちゃんのお許しが出たイヤークリーナーはこれ。

威嚇

実は温厚なプーちゃんでも

鬼の顔を見せる時があります。

ちょっと目が血走ってたりして怖いです。

歯ブラシをずいぶん前に買ってきました。

歯を磨こうと口に触ると

怪訝な顔をして口を固く閉め

カッと威嚇してきます。

一瞬ですが鬼顔です。

口を開けさせてアーンなんて夢の話。

もう歯ブラシ見ただけで

なんスカ？

ってな顔でにらみつけてきます。

爪切りも嫌いだし

歯磨きもイヤ。

グルーミングはいやな思い出が

あるのかもしれません。

それでも少しずつ慣れるよう好きになるよう、

ボーロでつったり

カッコいいねとおだてたり

マッサージでVIP対応したりして

1年経っても…

カッ。

→プーちゃんの嫌いな爪切りの話はこちら

保護色

パグの抜け毛は換毛期にピークがありますが、

それ以外の時期も抜けます。

一年中抜け続けます。

夏はTシャツに毛がついても軽くはたけば

わりとすぐに落ちるので気になりません。

しかし、冬はいかん。

フリースやウール素材の洋服に

貼りつき、刺さり、絡みついて離れません。

静電気の魔法でパンパンしてもとれません。

果てしない抜け毛との戦いを終わらせるべく

パグ色のフリースを買いました。

自分がパグ色に歩み寄ります。

さらにさらに、

パグ色のシャカパンや靴下やパジャマまで。

もちろんブランケットもパグ色です。

リビング中がパグ色に染まり、

プーちゃんの抜け毛は

分からなくなりましたが、

プーちゃんもどこにいるのか

分からなくなりました。

→プーちゃんの抜け毛との戦術はこちら。

初雪

犬は雪に喜び、

猫はこたつで丸くなるっていうように、

犬はみんな雪の中で

はしゃぎ走り回る生き物だと

ずっと思っていました。

プーちゃんを飼うまでは。

雪が積もった庭へ雪を見に出てみると、

プーちゃん雪の前でブレーキかかって動かず。

やはり尋常でない寒さに怯んだ様子です。

ふと、意を決したのか雪の中へ進み、

この白いものがあの冷たくて美味しい

アイスクリームなのかどうか

一歩一歩確認しながら歩いています。

すぐにこれがアイスクリームでないとわかると

もうプーちゃんは用がありません。

雪だるまにチッコかけて

スタコラと部屋へ戻って行きました。

プーちゃんはこたつで丸くなる生き物だった。

誕生日会

プーちゃんがやって来て

ちょうど一年経った2月22日、

プーちゃんの誕生日会をやりました。

我が家にやって来て１歳。

推定６歳になりました。

白髪まじりの頑固おやじです。

でも正直なところ、

プーちゃん来て１年っていうのは

ちょっと噓みたい。

もう10年くらい暮らしているような

貫禄ある古株に思えて仕方ありません。

それほどプーちゃんは我が家に溶け込み、

我が家の中心的存在になりました。

プーちゃんを迎えて一年間。

とにかくプーちゃんを観察し続けました。

何が好きで何が嫌いか。

何が嬉しくて何で怒るか。

どんな性格でどんなクセがあるのか。

飼い主は迎えるワンコが

どんな子なのかをよく知ることが

大切だと思ったからです。

今ならプーちゃんの好きなものいっぱい言えます。

ボーロとソフトクリームとバナナと

干し芋とドライブと…

あと蝉！

食事制限は今日だけ解除。

ささやかな蒸かし芋のケーキでお祝いです。

プーちゃん目をまん丸にして芋をガン見。

そして５秒で完食。

ありがたみ無し。

→なぜか好きな蝉の記事はこちら。

パグ ホイホイ

ソファの上にはいつも

フリースのブランケットがあります。

ソファに座る時、私はこれを膝にかけ

プーちゃんは中にもぐります。

誰も座っていなくても

私はこのブランケットでトラップを仕掛けて

楽しんでいます。

ブランケットの一部を

トンネル状に開けておくと、

ソファの上に眠りにやってきたプーちゃんは

ブヒブヒと匂いを嗅ぎながら

ゆっくりブランケットの中に入って行きます。

器用に頭でフリースをめくっていきます。

中に入ると丸くなって寝てしまいます。

トラップを仕掛けて外出した時は

静かに鍵を開けて、

静かに部屋に入り、

静かにブランケットをめくって、

中でまんまと獲物がかかっていると

ひとりガッツポーズをとるのでした。

ホント、密かな楽しみ。

↓今年はサンタさんにこれお願いしました。

パグさん入るかドキドキ…

３代目、はまってる！

散歩ってなに？

本格的に寒い時期、

願わくば暖房のきいたホカホカ部屋から

一歩も出たくはありません。

でもプーちゃんの健康のためには

毎日散歩して身体を動かさないと

足腰弱るし肥満になるし。

心を鬼にして散歩へ出かけます。

やってきたばかりの去年の2月は、

どれだけ寒い日でも毎日散歩に行ったね。

散歩に誘えば玄関まで飛んできたね。

あの頃はくっついていないと

不安だったからでしょうか。

いい子にしようと猫かぶってたのでしょうか。

１年後。

呼んでも来なくなりました。

堂々のしらんぷりです。

ひつこく散歩だよと声をかけると、

は？　散歩ってなに？

ってな顔をします。

もしかしておじいちゃんだから

耳が遠くなったのかと思いました。

でも、ごはんだよーには飛んで来ます。

しっかり聞こえています。

散歩は寒くて面倒だからやだ。

これがプーちゃんの本音のようです。

センター狙い

ソファに家族2人で座っているとき

プーちゃんはどうするかというと

この場合は真ん中に来る、が正解です。

プーちゃんはなんとしてでも

センターを取りたいのです。

狭い隙間でもグイグイと人を押しのけてやって来ます。

自分の横幅と目の前にある隙間が

一致していないことには、

残念ながら気づいていません。

途中グイグイ突き進みながら

鼻水や目ヤニを家族の腕にこすりつけます。

そしてセンターを手に入れて

みんながプーちゃんをなでなでしてあげると、

ブヒブヒ喜んで満足して寝ちゃうのです。

ですが、

いびきをかいてベロンとだらしなく寝落ちた頃、

暗黙の了解でセンターから引きずりおろされ、

ソファの端に追いやられることになります。

だって、いびきがうるさすぎ！

 →昨日もプーちゃんのわりこみ記事だよ。