元保護犬パグのやり直し人(犬)生

何事も全力パグの日常スケッチ

傍若無人

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ソファに座っていると、

いつも脇の下からプーちゃんが登場します。

 

あの平たい顔で腕をグイグイ押し上げ、

あの平たい顔をグルグル回転させ、

無理やりにゅるっと現れます。

あとは強引に膝の上にドスン。

 

ちょっと意地悪して脇を固く閉じると、

一瞬鎮まり諦めたかと思わせて、

フェイントで頭突きをかましてきます。

傍若無人な振る舞い三昧です。

 

日常のあらゆるシーンで

プーちゃんは遠慮がありません。

そして、こうと決めたらこう。

頑固です。

スーパー頑固です。

膝の上に座るんだと決めたら、

何がなんでも膝の上にやってきます。

 

ちょうど新聞を広げて読んでいても、

お構いなしに新聞の上から膝に乗ります。

そしてこちらをチラッと見て、

邪魔だぜ

と無言のメッセージを送信してきます。

 

初正月

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お正月は家族で家でまったりと過ごします。

プーちゃんと一緒に初めて迎える新年に、

ウキウキします。

 

お正月のお楽しみの一つはお笑い番組です。

番組が始まる前に、

この2時間はテレビから離れないつもりで、

ポテチとドリンクをスタンバイ。

 

もちろん、プーちゃんも吹っ飛んできます。

ポテチ袋のガサガサ音に

目がまん丸になります。

そして所定のポジション、膝の上に陣取り

ポテチ祭り開催の瞬間を虎視眈々と待ちます。

もらえませんがね。

 

いやいや、その前に私、テレビが見えません。

どいてくれないと困るのですが、

ポテチにロックオンで動きません。

パグは動かないと決めたら梃子でも動きません。

 

これは根比べとわかっていますが、

さっさと負けを認めることにして

はいはい。君にもあげますよ。

と、明日の朝のカリカリを5グラム拝借。

 

プーちゃん満足してベッドで寝るかと思いきや、

またまたテレビの前に陣取ります。

あれ?

もしかしてサンドウィッチマン待ってる?

 

→過去のカリカリ5グラム記事はこちら。

  

新たなる好物

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食べたお菓子のゴミがたくさんたまって、

甘く香ばしい香り漂うゴミ箱がありました。

 

無性に引き付けられる

夢のような香りにつられて、

一匹のパグがやって来ました。

 

このゴミ箱から香ってくるのは間違いない。

パグは匂いの元を確認すると、

あたりを確認しました。

このゴミ箱は青鬼と赤鬼に守られて、

いつもは手を出すことができません。

でも今は鬼達の姿はありません。

 

もしかしたらこの中に

この世で1番甘く美味しいお菓子が

入ってるかもしれません。

パグは何度も舌舐めずりをしながら、

しばらくゴミ箱を見つめていました。

 

甘く美味しいお菓子をどうしても食べたい。

パグは一気にゴミ箱に足をかけて、

勢いよくゴミ箱を倒しました。

中からゴミが溢れ出てきます。

すばやく干し芋の甘い香りのする袋をくわえ、

夢中で走って行きました。

 

一部始終を岩の影から見ていた赤鬼が

声をあげて後から追いかけてきて、

パグは鬼に捕まってしまいましたとさ。

 

危険を顧みず果敢に挑んだ先にあるもの。

それは干し芋

プーちゃんの好物に干し芋を追加メモ。

_φ( ̄ー ̄ )

 

↓プーちゃんの好きな干し芋ってこれ。

でもこれ、嫌いな子なんていないよね。

 

 

俺の匂い

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プーちゃんはお気に入りのクッションがあります。

ソファ横の大きな四角いクッションと、

南窓べの丸いもふもふクッション。

時間帯によって移動しています。

 

さて、時期はもうクリスマス。

プーちゃんは寒さに弱いから、

サンタさんにあったかふかふかベッドを

お願いすることにしました。

 

でも…

クッションはプーちゃんの匂いが染み付いた

この世で最も安心できる場所なので、

もしかしたらクッションから離れないかもしれません。

まあ新しいベッドが気に入らなくても

それはそれで仕方ないとして、

ソファのすぐ横に設置してみます。

 

設置してるそばから匂いを嗅ぎにやってきて

ブヒブヒ鼻を鳴らしながらいそいそと侵入。

そしてクルンと一回転してドスンと横たわりました。

もうずいぶん前からここの住人であるかのごとき顔をして

ブフーンと大きく息をすると顔を置いて寝始めました。

この切り替えの素早さ、

俺のものは俺のもの的な図々しさにニヤリ。

 

その後、四角いクッションに戻ることはありませんでした。

俺の匂いとかどうでもいいんだ。

 

高齢化

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年末に今年1年の写真を眺めていると、

2月から爆発的に枚数が増えています。

プーちゃんがやって来たからです。

私が撮った写真の99%がプーちゃんの写真で、

その中の8割が妖怪写真です。

 

ん?

よく見るとプーちゃん

口のまわりが白くなってる!

こんなに雪が!じゃなくて、

こんなに白髪が増えてる!

もともとうっすらと白くはなっていましたが

白さがさらに濃くなっています。

 

犬はどうしても人間より早く歳をとります。

この10ヶ月の間にどれほどプーちゃん時間が過ぎていったのでしょう。

プーちゃんはもう立派なシニア犬ですね。

 

獣医さんが言っていました。

歳をとると病気も増えると。

身体全体が弱っていくのですから、

仕方ないことです。

人間もしかりですからね。

 

これからはプーちゃんが長生きできるよう

健康的な暮らしを第一に。

ああ、そうだ。

獣医さんが体重は増やさないようにねって。

 

健康のためには食べてばかりじゃいけないねー

 

しょぼぼん

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秋になると私の妊娠がわかり

その途端に体調が悪くなりました。

 

臭覚が敏感になり、毎日が船酔い状態。

香ばしいプーちゃんの匂いを嗅ぐと、

悲しいことにトイレへ直行です。

私はひどくヨレヨレになってしまい、

ベッドで寝て過ごす日々が始まりました。

 

突然遊んでもらえなくなったプーちゃんは

淋しかったのでしょう、

クーンクーンと鼻を鳴らします。

様子を覗いてみると、

プーちゃんは階段下でしょんぼりしてます。

しかも足元にロープをポトンして…。

これを見て涙腺崩壊です。

 

どうにもならない時間が2ヶ月くらい続き、

もうすっかり冬になった頃、

少しずつ体調が回復して

再びプーちゃんとリビングで過ごせるようになりました。

 

ペットとの生活は飼い主が元気でないと

成り立たないと痛感しました。

本当に長い間プーちゃんには

淋しい思いをさせてしまいましたが、

その時間を取り戻すべく

毎日膝の上を定位置としています。

 

→過去のロープポトン記事はこちら

 

はやる気持ち

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療法食を始めて1週間。

再び病院へ尿検査をしに行きます。

今回は家で採取した尿を持参するので、

そのまますぐに検査です。

 

待合室で待っている間、

診察室のドアに鼻がつきそうな

スレスレのポジションでスタンバイ。

はやる気持ちを全面に出し、

ウキウキオーラにあふれています。

 

診察室に呼ばれると、

獣医さんが顕微鏡から目をはなし

にっこりしながら迎えてくれました。

経過良好とのこと。

徹底したおやつ節制の上の療法食が

効果を生んだようです。

 

ただ、年齢的に内蔵の機能も衰えてくるし、

これで全快とは言えないので、

このまま療法食を続けながら様子を見つつ、

検査の期間を長くしていくという方針になりました。

 

獣医さんとの会話を、

プーちゃんは診察台でパグ座りのまま聞いています。

みんなが自分の話をしている。

自分をおりこうと褒めている。

世界の中心が俺。

そういう空間にいるとプーちゃんはご機嫌です。

ややドヤ顔ぎみで鼻を全開で鳴らします。

 

プーちゃんまたしばらくしたら病院ね。

診察台を降りてもウキウキな足取り。

ただ、どうしてこんなに病院が好きなのか。

それは謎。

 

引き戸

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我が家の部屋のドアは全て引き戸になっています。

エアコンを使わない時期はドアを開け放ち、

解放的空間にするのが狙いです。

まあ小さい家なりの工夫だった訳ですが、

予想以上に便利だと思っています。

 

 ですがプーちゃんとの生活が始まってから、

意外な盲点に気づきました。

 

エアコンをつけて部屋のドアを閉めている時、

ドアに数センチの隙間があると、

プーちゃんは隙間に顔をグリグリ突っ込み、

あの平たい顔でこじ開けてしまいます。

 

リビングの外に出て洗面所へ巡回にでかけ

物色が済めば帰ってきますが、

その後はもちろんドアをしめません。

気がつくとドアが半開。

エアコンをつけていても

あまり効いていないのはこのためです。

 

引き戸は閉まっている状態でも

ロックされているわけではありません。

その点開き戸は閉まっている時はロックされているので、

ドアに直接力を加えても開きません。

このロックのあるなしは、

暮らす生き物によって大きな意味を持つものになるのでした。

 

と言っても今更な話。

STOP  ドアの開けっ放し!

出でよドアを閉めるパグ!

 

→過去の洗面所巡回の記事はこちら


 

ハト派

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私は庭で家庭菜園をやっているのですが、

実はプーちゃんも参加しています。

収穫した野菜を待っていると言った方が正しいかもしれません。

 

畑を耕したり、タネをまいたり、間引きをしたり、

野菜作りにはたくさんの行程があるので

作業は時間がかかります。

あくせく働く私を横目に日向ぼっこしています。

そのうちコックリコックリ船を漕いだり

呑気なものです。

 

すると鳩がやってきて

芝生をついばみ始めました。

鳩さん、もしかしてプーちゃんに気付いていない?

プーちゃんも鳩さん見えてない?

しばらく様子を観察していると

お互い存在には気付いているようですが、

暗黙の平和条約があるもようです。

絵面的にはハトにエサやりするおじいさんです。

 

プーちゃん、戦いの血はゼロ。

 

パグ座り祭り

いつも購読ありがとうございます。

プーちゃん100匹描きました。

本日は100記事記念!

 

みなさまからの温かい応援スターと楽しいコメントを励みに、いつもパグを描いています。

 

本日は私が勝手に選んだパグ座りベスト5をお送りします。

これからもどうぞよろしくお付き合いください。

 

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人のやる気スイッチを瞬時にオフにする!

 

ローテンション

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車で動物病院に行ってから、

車の横を通る度にドアの下に張り付き

お出かけ気分マンマンです。

 

乗る?

乗る?

嬉しい時のまん丸の目で

強いビームをおくってきます。

子犬のように前脚をバタバタしちゃってます。

 

プーちゃんは車のお出かけが大好き。

ハーネスつけてリードつけて

お散歩バッグを持ったら、

もう気分はドライブ。

毎日だってドライブしたいのでしょう。

 

これでただの散歩だとわかると、

露骨にうなだれます。

テンションだだ下がりです。

トボトボと歩く足取りは重く、

後ろ姿は悲しみのオーラが漂います。

ため息さえ聞こえてきそうな

激しい落ち込みに見舞われます。

 

テンション低すぎってば!

 

缶詰フード

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治療のための療法食を始めます。

療法食はカリカリフードと缶詰フードの2種類があり、

獣医さんからフードが変わると食べないコもいるから

両タイプ試してみて〜と渡されました。

もちろん答えはもうすでに明白です。

あといくつかお薬も処方されました。

これはフードに埋めれば良いのだ。

 

しばらく療法食のみで生活をして

再び尿検査をするとのこと。

だからおやつを楽しむ余地はない。

が、パグはおやつがなくなるのは辛い。

いっそ朝ご飯のカリカリを5g減らして、

それをおやつとして一粒ずつあげる作戦にしてみます。

 

結果プーちゃんは何かもらえることに満足し、

幸せなおやつタイムになりました。

朝ご飯が減らされているカラクリまではバレません。

 

そして缶詰フードも試してみます。

そういえばいつもカリカリフードだけど

缶詰って美味しそうだね。

 

プーちゃんはむろん一瞬で完食。

しかももう何も残っていない皿を

ブゴブゴと鼻を鳴らしながら

しばらくずっと舐めまわし、

ピッカピカに磨き上げました。

 

エコだね。

 

→過去の早食い記事はこちら

 

ストルバイト結晶

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さて、鼻音全開で動物病院に入場します。

プーちゃんウキウキです。

お出かけならば行き先はこだわりません。

そして診察台では男気受診。

堂々たるパグ座りで動きません。

 

実はプーちゃん、

朝からチッコに何回も行くのに出ないのです。

獣医さんに説明すると

早速尿検査をするとのことで

小さな容器を渡されました。

病院の外の壁沿いで

プーちゃんがクンクンしているところに

さっと容器を置いてみました。

 

なんと容器に見事命中!

ゴルゴのような仕事ぶりです。

そしてホヤホヤをすぐに検査してもらいました。

 

顕微鏡でキラキラしている四角い結晶を見せてもらいました。

ストルバイト結晶でした。

原因は食事に含まれるミネラルや飲水量の減少や細菌感染などだそうです。

体重増加を気にしておやつはたくさん与えていませんが、

でも…毎日何かをちゃっかりもらってる生活ですもんね。

原因は食生活なのかも…?

それにエアコン快適生活で、

あまり水を飲んでなかったかも…?

 

治療の道はまず食生活の見直しです。

厳格なるおやつの節制と、

尿のphをコントロールする療法食のスタートです。

 

治療のためには飼い主がしっかり節制させないといけません。

が、しかし…

食べることが…何よりも好きなパグが…

おやつを我慢するのはほぼ地獄…。

 

→過去の男気パグの記事はこちら

 

どっち?

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私が出かける前にバッグの中身を整えていると

プーちゃんはソワソワし始めます。

私が出かけることに気づいて、

プーちゃんは自分が一緒かお留守番か

気が気でない様子です。

 

足元にぴったり張り付きおやつの時と同じ

キュルルンとした目でアピールが始まります。

お出かけ?

お出かけ?

 

この時の目を見てしまうと

一緒に出かけることになります。

単独で出かけたいときは振り向かないのが賢明です。

 

ですが〜

今日は動物病院です。

プーちゃんにお〜で〜か〜け〜と声をかけ

リードを持ってきて見せると、

ぱああっとにこやかな顔をして

玄関へマッハダッシュ

 

病院だけどね…。

 

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夏も終わりに近づくと、

我が家の近くの森にやって来ていた蝉が

道路のあちこちに落ちています。

弱っている蝉やお亡くなりになっている蝉もいます。

 

プーちゃんが匂いを嗅いでいると、

いきなり「みっ」って鳴いて

驚ろかされたりしています。

 

でもプーちゃん、どんな蝉であれ蝉が好きです。

興味津々です。

手でちょいとつついてみたり、

匂いを嗅いだり、じっと見てたりして

蝉の前から離れません。

 

まだ暑いので早く帰りたいのですが、

リードを引っ張っても動きません。

足をぎゅっと踏ん張って岩パグです。

こうなると梃子でも動きません。

 

食べ物以外でなぜかこんなにも執着する蝉。

いつかいきなり食べるんじゃないかと思い

目を光らせています。