元保護犬パグのやり直し人(犬)生

何事も全力パグの日常スケッチ

【新作パグTシャツ登場‼︎】

新作パグTシャツ登場しました。

 

また旧作もラインナップ追加!

やや薄手のフルーツベーシックTシャツに、

標準的な厚みとなっている5.6オンスハイクオリティTシャツを追加しました。

カラーも一段と増えていますのでどうぞご覧ください。

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渾身のはてな

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実はボノは「お手」をしません。

過去に誰にも教えてもらわなかったようです。

ボノは人にかまってもらえずに成長したので、

当たり前のしつけができていなかったり、

社会を知らなかったり、

人とのコミュ力に欠けるふしがあります。

 

我が家にやってきてから

ボノに「お手」と声をかけるのですが、

常に無反応です。

「お手」を知らないので当たり前なんですが、

本来ならボノのアクション待ちの場面なのに、

ボノはこちらのアクションを待っています。

うずうずした感じで。

「ん?」っていう顔で。

 

とても集中しているのは分かるので、

きっとすぐに「お手」を覚えるでしょう。

でも先に「待て」を覚えないと

いつまでもウギャウギャ大興奮癖のまま…。

これでは困る。

非常に困る。

だから「お手」はちょっと後回しです。

 

でも暇そうなボノが近くにいるときに、

「お手」と声をかけてから

チョイチョイっと前足をつついてみたりして、

なんとなーくボノと触れ合いつつ、

ボノの渾身の「ん?」っていう顔を見るのが

私の楽しい日課になっています。

 

「お手」よりも「ん?」もいいよ!

 

→つらい過去を背負うボノのお話

お出かけの手順

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7月〜9月までの暑い季節は

駐車中の車の中が危険です。

サウナよりもひどい

とんでもない灼熱地獄と化してます。

 

だからボノと車で出かけるときは

守るべき手順があります。

まず車のエンジンをかけ、

窓を一旦開けて暑い空気を逃しつつ

エアコンのスイッチをオン。

荷物を全て積み込み、

人が乗ってから最後にボノを乗せます。

 

この頃になると少しはエアコンが効いて

涼しくなってはいるのですが、

まだなんとなくシートが温かったりするので、

ボノはガハガハと荒い息になります。

 

車の中で最も涼しい最前列は

暑がり君たちの席です。

運転席はダンナくん、助手席はボノ。

ここでエアコンの風を全開にして、

肌が凍るほどの冷風を浴びます。

 

寒さに弱い私は娘と一緒に後部座席へ。

エアコンの風を全てシャットアウトして、

さらに長袖を羽織ります。

それでも少し寒いくらいですが、

ここはボノのために我慢します。

 

走り出して30分も経つ頃には、

ボノの息も落ち着きはじめます。

そしてアームレストを利用して

ど根性のくつろぎポーズで

ドライブを満喫します。

 

ちょっと苦しそうなんだけどね。

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崖の上のボノ

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マイホームを建てた時に

部屋に合わせて家具を2つ買いました。

チークのキャビネット

3人掛けのカウチソファです。

 

チークのキャビネットは、

たまたま通りがかった輸入家具屋さんで

美しいチークの木目にやられちゃった一点物。

後から壁の横幅を確認したら

ピッタリサイズだったので、

あわててお店に電話予約しました。

そして再度お店に行って精算し、

財布をお店に忘れて帰ってしまったという

やらかしネタのおまけ付きです。

 

カウチソファは納得の品になかなか出会えず、

ラスボス的な某大型家具店に乗り込み、

ようやく見つけた品。

こちらのこだわりポイントは

適度な硬さと背もたれの高さ。

座った時にバフッと沈みすぎず、

そして寄りかかったときに

首までしっかり支えてくれる高さがあります。

 

これなら何時間でも映画を観ていられそう!

というのが最終判断でしたが、

実際にこのチョイスは大正解で、

今でも私が、家族が、パグが、

このソファでくつろいでいます。

 

ただ、ボノだけは独特な利用法。

自慢の高い背もたれの上に陣取ります。

足なんてダランとさせちゃって。

窮屈だけどなんか気持ち良さそうで。

 

心地よい広々した座面があるのに

崖の上にいるのなんでだ?

 

↓本日13時までスーパービッグセール開催中!

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箱の中身は

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娘と近くの森でカブトムシを採ってきました。

オス一匹、メス二匹。

大型昆虫ケースに入れて飼育します。

家の中の暑すぎず涼しすぎずな玄関土間に

カブト邸を構えます。

 

カブトムシ用のマットと止まり木をセットし、

さらに美味しそうなゼリーを添えて完了。

カブトムシは夜行性なので

昼間はマットの中に潜り、

夜になると姿を現し、

ゴソゴソとゼリーの争奪戦を繰り広げます。

この争いが実はかなり激しくうるさく、

ゴソゴソ、ブーン、ゴッ…

争って、飛んで、ぶつかる音を繰り返します。

毎夜私達が寝ようかなというときに

カブトムシが活動を始めるので、

パジャマでカブトムシ観察会となります。

 

カブトくんってとても力が強いので、

部屋の中の止まり木を簡単に動かします。

綺麗にレイアウトした部屋はぐちゃぐちゃに。

そして意外とすばしこい。

手に乗せると腕をつたって肩まで移動。

痛いほどがっしりとつかまってます。

 

ところでカブトくんってなんだか香ばしく

懐かしい香りがします。

カブトムシマットも腐葉土のように香ばしく、

玄関全体がなんとも言えぬ香ばしさです。

 

そんな香りに誘われてやってくるボノ。

毎夜気がつくとカブト邸の前でスンスンし、

中を覗き込んでいます。

この匂いと音が気になるのでしょうけど、

蝉と同じ運命にならないよう厳重警戒します。

 

ボノ、それ食べちゃダメだよ!

 

→ 部屋中に気になるものがあるボノのお話

敵は雷

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最近のゲリラ豪雨は恐ろしいです。

隣の町では降っていないのにこちらは豪雨。

あいつはピンポイントで攻めてきます。

 

我が家は丘陵地の真ん中あたりにあるので、

まわりは全て坂道。

ひとたびゲリラ豪雨に見舞われると

この坂道が一瞬で川のようになります。

庭も排水が追いつかず湖になります。

 

こうなると外出は怖いので

家で雨雲が過ぎるのを待つのみ。

窓を閉めてピーナッツをつまみながら

テレビでも見ようではありませんか。

私はソファにダラリと寝転んで

休憩モードに入ります。

 

でもボノは戦闘態勢に入ります。

雨のゴーッという音に反応して、

窓の前を行ったり来たり。

吠えてみたりキョロキョロしたりして

見えない敵を探します。

 

そのうち空がゴロゴロしだすともう大変。

部屋中をオロオロして歩き回ります。

喧嘩番長ボノもさすがに爆音の雷には

シッポを下げて降参の様子。

 

そしてちゃっかり膝の上に避難してきます。

 

→どんなことにも動じないプーちゃんのお話

いただきっ!

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我が家の裏の小さな森で

ツクツクボウシが鳴き始める頃、

まだまだ30度を超える暑さが続くけれど、

なんとなく夏の終わりの空気を感じます。

 

子供の頃のこの時期は宿題地獄の真っ只中。

理科の宿題では夏の生き物観察があって、

私は道でお亡くなりになっている蝉を拾い集め

大きさ比べをしました。

ニイニイゼミという珍しく小さな蝉を見つけ、

手に乗せて定規で大きさを測っていたら、

いきなり指を刺されたんです。

 

びっくりしました。

死んでると思ったら生きてるし!

しかもそいつに刺されるし!

目玉が飛び出しましたよ。

 

それ以来私は道に落ちてる蝉には

一切触りません。

もう懲りましたからね。

 

でもね、生きてるか死んでるかわからない蝉を

果敢に拾い集めるヤツがいるんです。

夏休みの宿題じゃないですよ。

とにかく見つけては拾うんです。

そしてかじってみたりするんです。

ちょっと食べちゃったりもするんです。

 

ボノ、いつかそいつに刺されるぞ。

 

→プーちゃんは蝉に興味津々ってお話 

なんだ?なんだ?

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ボノは音に敏感だ。

 

掃除機の音が嫌いで逃げ回り、

野鳥のさえずりに吠え、

野菜を炒めるジャッという音におののく。

チャイムに吠えるのは定番だけど、

電話には吠えない。じっとにらむ。

そしてカメラのシャッター音には

シバシバと目を細めたりする。

 

とにかくいろんな音に反応するのだけど、

私の話しかける声には無反応。

あの首を傾げる仕草はしない。

パグが首を傾げるのかわいいんだけど…

ボノはやってくれないの。

なんでだろ。

 

声が小さいのかなと思って大きな声で

「ボノ、いい天気だね」って話しかけても、

ボノはじっとして動きません。

声の大きさでもないんだよね。

 

こんなことでボノとの間に壁を感じてしまい、

淋しい気分になったりします。

ボノとの距離がなかなか縮まらない…

ショボボーン。

 

その瞬間、私のしゃっくりがスタート。

ヒック!

実は私は頻繁にしゃっくりが出てしまう

しゃっくりマン。

年がら年中突然のしゃっくりに襲われてます。

 

するとボノはくるりと振り返って私をガン見。

なんだ?なんだ?と不思議そうに。

しゃっくりの音がよほど気になるみたい。

そして一歩一歩と近づいてきます。

 

ボノ、変なところで距離を縮めてくる。

 

 →パグが首を傾げるのかわいいってお話

重なるあのキャラ

 

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ボノはよく私の足元にいます。

次の何かのアクションを待ちながら、

じっとこちらを見つめてたりします。

別に散歩を催促してるのではなく、

おやつをくれといってるわけでもなく、

ただ静かにしています。

 

その時の顔が私はたまらなく好き。

ボノ、目を細めてちらっと前歯が出てるの、

ちょっと怖いけどかなりおもろいんです。

一瞬で全身の力が抜けます。

 

以前にもブログに書きましたが、

ボノのこの顔

このヒトを連想させるんだよね…

(怖っ)

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でも近所のワン友さんが

ボノはスティッチに似てるって。

なるほど!

小さな前歯といい、耳のギザギザといい、

かなり似ているかも。

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(スティッチの耳が切れてるのは謎だけど)

 

実は先代パグのプーちゃんは、

ひそかにオヨヨに似てると思ってました。

(古っ)

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豚に間違われるほど太った猫で、

もとは捨て猫さん。

繊細でいながらすごく図々しい性格。

そしてたいていゴロゴロしててイモが大好き。

なんともとぼけたところが重なります。

ふとした仕草や表情もほぼオヨヨです。

 

もしかしてみなさんのペットも

何かのキャラと重なりませんか?

 

→おもろ怖いボノの顔のお話

こっそりスヤスヤ

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買い物から帰ってきてドアを開けると…

ボノの姿がありません。

いつもなら迎えに来てくれるのに。

買い物袋の中をチェックするはずなのに。

ボノはどこへ?

 

姿がないということは

悪い予感しかしません。

何かを破壊して隠れているか?

現在進行形で破壊に夢中か?

ボノー! ボノー!と呼びながら

カーテンの裏やソファの隙間など

ボノが潜んでいそうなところを探しますが、

ボノの姿はありません。

 

ん?

どこ?

台所や洗面所やお風呂場にもいません。

んん?

ボノの音や気配もありません。

 

もしかして2階??

まさかと思い見にくと…

いました、いました。

寝室にいました。

寝室のベッドの上でくるんとまあるくなって

静かに寝ていました。

なんだか猫みたいです。

 

留守中に寝室の探検に来たんだね。

この高いベッドに登れたんだね。

ベッドの上が思いの外フカフカだったから

つい寝ちゃったのかな?

あまりにも可愛いので

このまま静かに寝かせておきましょう。

 

ちなみにベッドの横でチッコされてたけどね。

 

→前から気になっていた寝室のお話

カメラの前で

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我が家の写真撮影部撮影隊長のわたくし、

年中写真を撮っています。

 

娘はもう写真に撮られることに慣れ、

カメラを構えるとニカッと変な顔をします。

照れ隠しあり、使命感もあり、

結果的に笑顔に力が入りすぎて

変顔になっているのですが、

これはこれで我が家のお宝写真となってます。

 

ボノは昼間の自然光で写真を撮らないと、

とんでもない写真が出来上がります。

黒パグさん、ホントに難しいんです。

夜間のフラッシュ撮影には懲りたので、

昼間の活動時間が撮影チャンス。

 

昼間のボノは活動的です。

敵に向かって吠えたり、

落ちてるものを食べようとしたり、

ウギャウギャ暴れてみたり、

本棚の上に登ろうとしたり。

そういうボノのありのままの姿を、

決定的悪事の生の瞬間を激写したい。

 

私のカメラマン魂に火がつき、

一眼を構えてボノの後をついてゆきます。

今か今かと決定的瞬間を期待しますが、

ボノはすぐカメラに気付いてポーズ。

カメラ目線でキリッとしちゃってます。

 

ボノもカメラの前ですべき事がわかってる!

 

→写真に写りに来るプーちゃんのお話

【パグTシャツ・トートバッグ作りました】

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 今までに描いた400匹以上のおパグイラストから、お気に入りのシーンをTシャツ・トートにしました。

私が選んだだけあってかなり脱力系パグですが、どれもブサかわいい仕上がりとなってます。是非のぞいてみてください。

 

↓アイテムはこちらから

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散歩ってなに?

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ボノの散歩中、

たまに会うおじいちゃんがいます。

以前は高齢のビーグル君を連れていたけれど、

今はおじいちゃんひとり。

何年も犬を飼っていると、

散歩で知り合うご近所のワンコとも

出会いと別れを経験します。

 

おじいちゃんは大の犬好きで、

いつだって優しい目でワンコを見てました。

ビーグル君もおじいちゃんにピッタリ寄り添い

2人で楽しそうにお散歩してました。

理想的な姿だなぁと憧れていた程です。

 

会う度におじいちゃんは言います。

「犬は散歩が大好きだから」って。

そうだよね。

ビーグル君ははりきって歩いてたよね。

 

でもね、おじいちゃん、違うんだ。

我が家のパグは違うんだ。

本当は散歩に行きたくないみたい。

散歩行くよ!と声をかけるととぼけるんだよ。

 

外に出てしまえば歩くけど、

家を出るまでは明らかに拒否。

散歩ってなに?って顔して動かないの。

ボノの気持ちを透視すると、

「行かなくて良いなら行かなーい、

だってめんどくさいもん」と語っているんだ。

 

ワンコもいろいろだよね。

 

→もしかしてパグは散歩が嫌い?

ソファの陰で

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ボノが床を歩くとき

カチャカチャと爪があたる音がしたら

シャンプー&爪切りの合図。

我が家ではだいたい月に1度の行事です。

 

ボノはシャンプーも爪切りも大嫌いなので、

こっそり準備して取りかかります。

迂闊に気配を察知されると、

フイッと逃げ出し、隠れます。

ほら。

棚から爪切りを出してきた瞬間を目撃され、

ボノはソファの陰に。

 

幸いボノはシングルコートなだけあって

シャンプーが簡単です。

すぐに濡れてすぐに泡立ちすぐに乾きます。

ただ黒パグさんは爪が黒いので

爪切りが難しいのです。

白い爪だと中の血管が見えるのですが、

黒い爪だとわかりません。

だから慎重に行います。

 

コツは一気に切らぬこと。

カッターで鉛筆を削る時のように、

中心に向かって斜めに少しずつ

削っていくように切り進めていきます。

 

この作業、

嫌がるボノを必死に旦那くんが押さえていて、

なるべく短時間で済ませたいミッション。

慎重かつスピーディに。

 

切り進めると爪の中心が見えてくるので、

ギリギリのところでストップ。

もし爪切り中大人しくしている良い子なら、

爪やすりで整えてあげるといいだろうけど、

ボノはこれでおしまい。

 

この行事を終えても、

ボノはしばらくコソコソ家具の陰に隠れます。

かなり根に持つタイプです。

 

 ↓ギロチンタイプが使いやすいよ。

 

→プーちゃんも苦手な爪切りのお話

破壊神ボノ

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相変わらずボノの食欲はすごい。

もう見慣れてしまったので驚かないけど、

ごはんの前の大興奮は凄まじい。

 

ごはんを準備するとき、

カチャンッていう食器の音を聞いた途端、

ボノの興奮スイッチがオン。

 

ギュオーンギュオーンと鼻で変な音を鳴らし、

ジタバタしながらグルグル回転。

そしてフードケースが置いてある棚の横の壁を

ものすごい高速でガリガリする。

 

ダメ!とボノを制しながら落ち着くまで待ち、

静かにおすわりできるまでごはんはおあずけ。

ボノは少しずつ理解して

おすわりをするところまで

なんとか出来たかなというところだけど、

おすわりの姿勢で鼻から変な音を出して、

足をバタバタさせている。

全然静かなお座りではないんだが。

ふう。

 

毎日朝夕2回のウギャウギャ祭り。

そんな日々を送っていたら

ついに壁紙が破れた。

わお。

 

皆さんのお宅では 

ワンコに家を破壊されてないだろうか。

 

→ごはんタイムは大興奮なボノのお話