我が家の裏の小さな森で
ツクツクボウシが鳴き始める頃、
まだまだ30度を超える暑さが続くけれど、
なんとなく夏の終わりの空気を感じます。
子供の頃のこの時期は宿題地獄の真っ只中。
理科の宿題では夏の生き物観察があって、
私は道でお亡くなりになっている蝉を拾い集め
大きさ比べをしました。
ニイニイゼミという珍しく小さな蝉を見つけ、
手に乗せて定規で大きさを測っていたら、
いきなり指を刺されたんです。
びっくりしました。
死んでると思ったら生きてるし!
しかもそいつに刺されるし!
目玉が飛び出しましたよ。
それ以来私は道に落ちてる蝉には
一切触りません。
もう懲りましたからね。
でもね、生きてるか死んでるかわからない蝉を
果敢に拾い集めるヤツがいるんです。
夏休みの宿題じゃないですよ。
とにかく見つけては拾うんです。
そしてかじってみたりするんです。
ちょっと食べちゃったりもするんです。
ボノ、いつかそいつに刺されるぞ。
→プーちゃんは蝉に興味津々ってお話