元保護犬パグのやり直し人(犬)生

何事も全力パグの日常スケッチ

ブラックの弱み

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いよいよ桜が満開になり春本番

ボノと一緒にちょっと遠くの公園まで

桜を見に行くことにします。

小さい団子と干し芋と温かい緑茶も持って、

張り切ってスニーカーの紐を結びます。

 

基本的にボノの散歩はテンポ良く進むので、

比較的遠い公園でも気付くと着いてます。

歩きながら素敵なお庭のお宅とか、

カッチョイイ車のカッチョイイホイールなんか

じっくり見ていられません。

常に他に犬がいないか、

ボノが何か拾い食いしないかを見張りながら、

ゼイゼイと息をきらして進むのみです。

 

公園のベンチに腰を下ろし桜を見上げ、

しばらくゼイゼイがおさまるのを待ちます。

ボノは辺りを忙しなくスンスンして、

桜には全く興味はない様です。

でもいいんだ。

ボノとこうやって春の空気を吸えて、

手には団子があるし、

太陽の光がポカポカ温かいし、

こういうのを幸せっていうんだよな。

 

ボノと腹ごしらえして

しばらくぼーっと春の太陽を浴びながら

幸せを噛み締めてると…

ボノのガハガハいう息が荒くなってきます。

 

ボノの背中はこの短時間でアッツアツ。

もしかしてブラックボディは熱を超吸収する

理科の実験のあれか?

慌ててボノに水をやり日陰に移動。

 

春とはいえ、ブラックに太陽は要注意なのだ。

 

 

→舞い散る桜の花びらを食すプーちゃんのお話

 

安定の実力

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子供が産まれると物が爆発的に増えます。

ベビー用品からおもちゃや洋服。

家具も増えたりして今まですっかすかの部屋が

あっという間にごちゃっとします。

 

でもそれらの使用期間は意外と短く、

あっという間に必要なくなり使えなくなり、

また新しいものが来ます。

ただし、おもちゃだけは

お気に入りの一軍入りすると、

いつまでも残ります。

 

この赤い帽子、どうしたんだっけ?

もらったんだっけ?

どうしてここにあるのかすら記憶にないけど、

これはまさしく一軍のお品。

かぶるのがクセになって手放せません。

 

誕生日ではないけど、

クリスマスでもないけど、

これをかぶるとなんか楽しい。

娘にとっては気分の上がる魔法の帽子。

そこのあなたもおひとついかが?

 

ボノの頭にちょこんと乗せると

またしてもパグミラクル。

安定の実力を見せてくれます。

しかも余裕のワンランク上の着こなし!

自然とこなれ感まで出ちゃってる!

 

ブラックボディってちょっとずるいな。

 

 

→プーちゃんも実力発揮するお話

 

ボノ、お前もか

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子連れでお店にご飯を食べに行くと、

レジで何かもらえる事があります。

なかなか渋い趣味の娘は

キティちゃんでは喜ばないので、

差し出されたカゴの中に欲しいものがなく、

困って固まります。

たまたまトランプがあったので、

半ば母が強引に選んでみました。

そういえば娘はまだトランプを知らないかも?

 

帰宅後はすぐにトランプ!

箱から出してカードを広げて見せます。

トランプには記号と数字が書いてあるよ。

それとジョーカーっていうカードもあるよ。

よっしゃ、まずは神経衰弱。

数字は難しいから同じ記号を探すことにして、

裏返しにして床に広げます。

 

ああ、なんかワクワクしちゃうね。

 

まずはカードを2枚めくってね、

同じマークならもらえるの。

でも違ったらまた裏返すんだよ。

だからこのカードが何のマークだったか、

しっかり覚えておかないといけないの。

 

ふふふ。ここはスペード♠️だったよ。

この場所さえ覚えておけば…

ってときにボノがてけてけやってきて、

カードのど真ん中に陣取り、

私を見ながらキリリっとポーズ。

 

ボノ、お前もか。

パグは邪魔が趣味。

 

→いつも邪魔するプーちゃんのお話

 

【パグ400匹記念】ペットの防災を考える

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本日、元保護犬パグのやり直し人生はついに400匹記念日となりました。

プーちゃん時代からボノ時代へ移り、様々なパグの摩訶不思議ワールドを綴って参りましたが、本日はどうしてもこれを書かねば!

昨今、もっとも心配である事案、「ペットの自然災害への備え」を真剣に取り上げてみようと思います。

 

我が家にはパグ1匹、コザクラインコ1羽がいます。

パグは寒さに弱く、特に暑さにはめちゃ弱。インコは寒さにはめちゃ弱く、暑さには強い。このメンバー、災害時や停電時の対策はどうしたら?という疑問から防災準備はスタートしました。

 

まず、備えは居住エリアによっても中身は多少変わると思います。もちろんペットの種類や数によっても。

あくまでも自身の居住区で起こり得る災害を想定し、ペットに必要なベストな備えをすることが大切だと思います。

 

また、地震、台風、それによる停電によって初期行動が変わります。

予期できる台風の場合→前日に車に積み込んでおく。ガソリン満タン。避難所の情報を調べておく。

停電すると困る季節→冬はカイロ、毛布。夏場は常に保冷剤を凍らせ、長期の場合はペットホテルなどに避難を想定。

これらを前もって準備します。

 

もちろん人間用の防災用品も備えています。水と救急セットとトイレットペーパー等、人間と共有できるものも多いです。

また、私は主な食品と日用品、ペットの消耗品もローリングストックしているので、それがそのまま備えになっています。

 

ですが、そもそもこれらはあくまでも備えのお話。地震がきて、停電して、部屋中ガラスが飛び散った状況から、まずは怪我なく生きて脱出することが前提です。自分が動けないとペットも避難できません。

そのためにライトと靴はすぐに取り出せるところに置いてあります。

そしてパグのベッドの周りは落下物のないように、インコのケージは倒れないようにしておきます。

 

余談ですが、趣味であるキャンプ用品は非常時大いに活躍します。ランプや小型の調理器具や食器などはそのまま備えとなります。

 

最後に、こういった品物はいざという時には売り切れます。必ず常備することが重要です。

 

〜我が家のペットのための防災用品一覧〜

【優先度:高】

すぐに避難が必要な場合に持ち出す物

<持ち出しリュックの中身・パグ用>

→パグに鑑札・迷子札付ハーネスとリードを装着

⚫︎ドッグフード(いつも食べてるフード、未開封、1週間分)

⚫︎常用薬(我が家の場合、目薬とエビオス1週間分)

⚫︎飲用水(軟水のペットボトル、500ml×3)

⚫︎携帯お皿(100均、折畳式)

⚫︎カラビナ(100均、×1)

⚫︎タオル(新品でないもの、フェイスサイズ・ハンドサイズ×1をジップロックに)

⚫︎大判バンダナ(×1をジップロックに)

⚫︎ポケットティッシュ(×10をジップロックに)

⚫︎ウエットティッシュ(100均、×1)

⚫︎救急セット(人間と共有)

⚫︎トイレ袋(100均、黒い袋、小サイズ)

⚫︎ドッグシューズ(嫌がるワンコが多いので普段から慣らしておく)

⚫︎スリング(目の不自由な老犬のため、普段から慣らしておく)

⚫︎ペットの写真(飼い主と写っているもの、ハガキサイズ5枚をジップロックに)

⚫︎ワクチン接種証明書のコピー(携帯に写真も保存、コピーはジップロックに)

 

<持ち出しリュックの中身・インコ用>

→インコを持ち運べる小型ケースに移動

⚫︎バードフード(いつものフード、最低1週間分)

⚫︎水(パグと共有)

 

*持ち出しリュックは避難時に持ち出しやすい場所に設置。我が家は玄関に置いてあります。

 

【優先度:中】

避難が長引いた場合に後で取りに来る物

⚫︎ドッグフード(ローリングストックで常に2ヶ月分備蓄)

⚫︎飲用水(軟水のペットボトル、人間と共有するため2L×48)

⚫︎カイロ(人間と共有、4箱)

⚫︎皿(フード用と水用)

⚫︎予備のリード

⚫︎ケージ(移動用と設置用)

⚫︎トイレシート(ローリングストックで常に2ヶ月分)

⚫︎タオルや毛布(古タオルなど多めにストック)

⚫︎レインコート

⚫︎インコのエサ(ローリングストックで常に2ヶ月分備蓄)

⚫︎インコ用のカゴ(カブトムシケースと小型のカゴ)

⚫︎インコ用エサ入れ、水入れ

 

 

ちなみに私は実際の避難経験はありません。東日本大地震の時は震度5弱エリアで輪番停電を経験しました。揺れによる大きな被害はありませんでしたが、停電によるパグへの影響は大いにありました。これはまた後日ブログに書きますが、非常時はペットも外的・心的影響を受けるということを覚えておかねばなりません。

 

また、まだこれがベストではないでしょう。停電時の備えとして何かもっと良いものがないか探しています。これもあったほうがいいよとか、これが重宝したよとかの経験談やアドバイスがあれば、コメント欄からぜひお聞かせください。

 

美人に弱い

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ボノを連れての散歩は

何が起こるか分からない

ハラハラドキドキの散歩です。

 

いきなり方向転換したり、

落ちてるものを拾い食いしたり、

道で会うワンコに喧嘩を売ったり、

気に入らないものには飛びかかって行ったり。

周りのものに注意しながらコースを選び、

かつボノに合わせてスピーディーに進みます。

 

下り坂はかなり調子に乗って走るので、

私はゼイゼイしながら後を追います。

ボノと一緒に走るようになってから

私はどれほど痩せたのだか。

とにかく脂肪が筋肉になったのは

間違いなさそうです。

 

ちょうどカーブに差しかかると、

あちらからやってくる白いワンコ発見。

まずい。ワンコだ。道を変えねば。

本来ならいち早くワンコを見つけたボノが、

ギャンギャン吠え始めるはず…なのだけど…

なぜか静かに突進して行きます。

 

もしかして、あれ、姫かも?

かつてプーちゃんが恋に落ちた

白くてフワフワの狆ちゃんです。

久しぶりに会う姫は変わらぬ美しさ。

そしてちょこちょこと歩く姿が

なんとも愛らしい。

 

ボノは珍しく吠えずに突進して行くので、

リードを短く持ち警戒レベル最大に。

するとなんと初めて会った姫に

スンスン、スンスンと挨拶をし、

そのまま歩き出しました。

なんと!

ボノが吠えない!

しかも挨拶までした!

 

こんなミラクルなのも、なぜならば姫だから。

我が家の野郎ども…美人に弱い。

 

→プーちゃんもメロメロだったお話

 

レッツドライブ

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さて、注射だ。

病院行くよ。

ドライブだよ。

 

ボノは颯爽と車に飛び乗って、

窓の前でスタンバイ。

エンジンをかけていつものテーマソング

♪Born to be wildをオン。

行っくぞう〜。

 

坂道を上りながら桜の木を横目に

春が来たのを実感します。

やっぱり春はええなあ。

窓を開けて清々しい春の風を

取り込もうではないか。

 

ボノは窓から顔をニョキッと出して、

耳を風にヒラヒラさせます。

気持ち良さそうに目を細め風を感じます。

 

ボノー春だねえ。

 

穏やかな気分に浸っていると、

急にボノが騒がしくなります。

ボノってドライブ中は静かに

窓に張り付いてるんだけど、

赤信号になると露骨に嫌がるんだ。

早く出せ、早く走れと言わんばかりに

ギュオーン、ギュオーンと吠えてくる。

 

青信号になるとまた静かに風を感じてる。

でも、その満たされた顔がかなり妖怪顔。

 

 

→プーちゃんは車でガハガハするお話

そこに山があるから

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組み立て式の家具を買いました。

組み立て式ですからバラバラ部品の状態で

小さく梱包されているのですね。

これを今から順番に組み立てていくのです。

もうわくわくしかありません。

 

さあ、段ボール箱を開けようぞ!

という時にボノはなぜか箱の上に。

はい、邪魔邪魔。

直ちに立ち退き命令が下ります。

 

箱を開けると色のついた木の板が

何枚も入っています。

これをまず箱から出して大きさ別に

分けて積んでおきます。

こういう分類作業が結構大切だったりします。

それと細かいネジを袋から出して皿にあけ、

インパクトドライバーを準備します。

 

説明書を読んで組み立て作業の流れを把握。

最初に接合する一番大きな板から…

って時にボノはなぜか板の上に。

おい、こら、邪魔邪魔。

すぐに強制退去になります。

 

ドライバーでばんばんネジを打ち込み、

気持ちよく外枠が組み上がっていきます。

裏側から補強のための板を固定すると

もうほとんど出来上がり。

 

あとは棚の部分を調整すれば…って時に

ボノは組み上がった家具の上に

ぴょんと飛び乗ります。

 

そこに山があるから

俺は頂を目指す。

ー登山家・ボノ

 

→その先に何かがあるから…なお話

 

テーブルの下のピラニア

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コロコロコロ…ボテ。

ブロッコリーが刺さったはずのフォークから、

ポロリと抜け落ち転がっていきます。

もうすぐ4歳といえど

まだまだ食べるのは下手。

それを知ってからボノは、

娘の椅子の下で待ち構えるようになりました。

 

そういえばプーちゃんも下にいました。

離乳食初期の茹で野菜なんかを

かなりゲットしていましたっけ。

ボノもブロッコリーの次に落ちてくる何かを

ギラギラした目をして待っています。

 

だんだんと待つだけでなく、

積極的にゲットしようと前足を椅子にかけ

足の間から覗き込んできます。

さらに前足をチョイチョイと伸ばしてきて、

おくれおくれとアピール。

くすぐったかったりして娘がゲラゲラ笑うと、

またフォークからにんじんが落ちたりします。

 

もう床には落としません。

そのまま空中でパクリ。

見事な早技でモグモグです。

 

私は食事中に足元にくるボノを

テーブルの下のピラニアと呼んでいる。

 

 

→やはりここで待つプーちゃんのお話

 

エロパグ

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ボノの散歩中

ご近所さんに道端でお会いする機会も増え、

その度に新人・ボノを紹介します。

 

プーちゃん時代からのお付き合いの方も多く、

別れから出会いまでのいきさつを説明すると、

「プーちゃんがボノを連れてきてくれたのね」

と皆さんおっしゃいます。

そうだったのか。

プーちゃんはしょんぼりしてる私を見かねて、

ボノと私を赤い糸でぐるぐる巻きにしたのか。

 

ボノは紹介されても落ち着きなく、

たいていキョロキョロしてたりするのですが、

買い物帰りのスーパーの袋をぶら下げてると、

夕飯のおかずチェックをしに行きます。

おかずにいきなり飛びつきそうな勢いなので、

リードを短く持って警戒レベル⤴︎。

 

また別の日はお仕事帰りのお母さんが

ボノを見つけて駆け寄ってきます。

買い物袋を持っていなかったので、

警戒レベルを下げて立ち話。

ボノが艶々しててカッコいいだなんて

チョー照れちゃう事言われ喜んでたら、

ボノはいきなりお母さんのスカートの中に

頭から飛び込んでいきました。

 

エロパグ降臨!

スカートのお母さんも警戒レベル最大級へ。

 

 

→紳士的でなかったプーちゃんのお話 

 

鉄壁の睡眠

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私がソファで本を読んでいると

ゆさゆさゆさ…

はっ!地震

でもまわりは何も揺れていません。

あー、ボノかー。

 

ボノは音を立てず静かに寝ているので、

あまり熟睡度が測れませんが、

この小さい地震が起きる時は熟睡してます。

夢をみています。

 

ボノはどんな夢を見てるのかね。

たぶん、というか、もうこれしかない。

どうせ何か食べてるでしょ。

しかもかっ食らってるでしょう。

 

ピクピクと身体を揺らし

ボノにしては無防備な姿です。

ふふふ。珍しくガードが下がったな。

もしかしてこれは滅多にないチャンス?

お腹のモフモフの匂いを思う存分嗅げるかも?

なんて欲望がむくむくと顔を出し

ボノのお腹に顔を近づけると、

 

ビクンッ!

 

いきなり大きくピクついて蹴りをくらい、

私は鼻の横から流血。

 

教訓

寝ている時でもボノに隙なし。

 

 

→かなりキテる寝顔のプーちゃんのお話

 

春を詠む

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季節はすっかり春。

寒い季節を耐え抜いた後の、

ポカポカ陽気の中での散歩は

特に気持ちいいものです。

 

正直、冬の散歩は寒くて嫌なんだ。

雨や雪なんてもう最悪。

でも君が喜ぶから行くんだよ。

君と一緒だから行くんだよ。

 

でも春は違うのさ。

私も行きたいから行くんだよ。

ちょっと遠くまで歩いちゃうんだぜ。

さあ、行こうぜ、ボノ!

 

「ボノー! 散歩行こうー!」

 ……。

 

いつもならすっ飛んで来て

玄関でウギャウギャ大興奮になるのに、

今日は静かに知らん顔。

柔らかな春の空を見上げ目を細め

一句詠んでる落ち着きぶり。

 

春の雲

ふわりふわりと

おいしそう

 

だから行くよってば!!!

 

 

→散歩で張り切るボノのお話。

 

あっちもこっちも

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窓辺にクッションを置いていても

誰も乗っていない時があります。

ボノ、何処行ったのでしょう。

 

先代プーちゃんが老年期に一日中寝てたので、

どうもそのペースが当たり前になり、

昼間に活動しているボノを見ると、

ちょっとびっくりしたりします。

え?起きてるの?って。

ボノはまだ若いのですから、

もちろん寝ているばかりではありません。

 

では何をしているか。

家中の調査をしています。

カーテンの裏側はどうなっているのか。

本棚の上には何があるのか。

おもちゃ箱の中は何が入っているのか。

風呂場の洗面器の中は何故濡れているのか。

あちこちスンスンしながら調査しています。

ボノの頭の中には詳細なデータが

蓄積されていきます。

 

リビングに大きなチェストがあるのですが

ここの引き出しが少しでも開いていると、

よじ登り顔を突っ込んでスンスンします。

ここには文房具だったりタオルだったり、

生活用品が収納されています。

だからそんなにボノが喜びそうなものは

ないはず…なんだけど…。

 

引き出しを開けてみると

食べかけのクッピーラムネがあるではないか。

ここにこっそり隠したヤツと

それを見つけてこっそり取ろうとしてるヤツ。

この後の展開が気になるところだけど、

お母ちゃんが没収します。

 

 

→こそこそといたずらするボノのお話

 

何でもヤッホー

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我が家のおやつはだいたい午後3時。

娘は小さなおにぎりを食べたり、

フルーツゼリーだったり。

私は大好物の落花生が定番。

ボノは干し芋だったりジャーキーだったり、

日替わりでいろんなものを食べます。

 

ジャーキーやガムは特に喜びますが、

それ以外のものも何でも喜びます。

だからボノの好きなものは何?と聞かれると

答えに大変困ってしいます。

「何でも」だから。

 

実は娘もそうです。

嫌いで食べないものはありません。

野菜が好きなのはわかっていますが、

他のものを出しても大喜びで食べます。

だから娘の好きなものは何?と聞かれると

これまた答えに困ってしまいます。

 

正直に言うと私は好き嫌いなく

何でも食べる人ではありません。

カリフラワーとかあんみつとか、

もう一生食べないと誓った食べ物があります。

だから好き嫌いのない人を

心から尊敬しています。

 

「ボノー、おやつ食べよう!」

 

声をかけると飛んできます。

喜びのあまり足なんか

ピョンピョン跳ねちゃってます。

 

ここでジャーキーをあげたとしても、

残り物の白菜の芯をあげたとしても、

全く同じようにヤッホーって喜ぶボノは

本当に偉い子ちゃんだと思う。

 

 

→正確なプーちゃんの腹時計のお話

 

食後のゴリゴリ

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相変わらずご飯の前は大騒ぎしています。

この朝夕のウギャウギャ祭りは

我が家の恒例行事として定着しつつあります。

 

ご飯を食べる間数分間。

食べ終わると同時に顔を上げて口をペロリ。

もう一度お皿の中を確認して、

お皿のまわりも確認して、

もう一粒も残っていないことを確認すると、

再び顔を上げて口をペロリ。

ペロリ、ペロリ、ペロリ。

 

腹が満たされると足取りはゆっくり

てちてちと歩いて台所を去ります。

たいていこの後はソファの上へゆき、

前脚を丁寧にペロペロしながら、

腹パン満喫タイムが開始します。

 

でもね、

この日はトイレでいたずらをしなかったから、

カリカリの上にヨーグルトをかけたんだ。

ちょっとしたご褒美にね。

 

そしたらご飯を食べ終えて、

ソファに向かって歩く途中、

いきなり壁に向かって顔をゴリゴリゴリッと…

 

ここの壁紙、すっぱ香ばしい。

 

 

→ボノのウギャウギャ祭りとはこれ

 

瞳の奥に

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子供の成長は驚くほど早いもの。

毎日を全力疾走しているような

子育て期の最中にいながらもふと振り返ると、

子供はあれこれできるようになっている。

驚くほど大きく変化している。

そして活動範囲が広がっていく。

 

週末ごとに天気が良ければ

あちこち出掛けるようになってきた。

ボノも一緒に行く時もあれば、

残念ながらお留守番になってしまう日も。

 

私がお出かけの準備をしていると、

中にお菓子やお弁当が入ったカバンを

ガリガリと荒らしたりして、

中身当てゲームを楽しむのが常。

やめてくれ。

おにぎりが出ちゃうから。

 

帽子をかぶってかばんを持って

いよいよ出発する時になって、

お出かけ?お出かけ?と目でアピール。

ごめん。今日はボノはお留守番なんだ。

 

ここで期待をさせないようにする。

心で泣きながら顔はクールに

リビングのドアをピシャリと閉じる。

すると不満抗議の吠え吠えが始まる。

 

玄関に鍵をかけて門を閉じる時、

リビングの窓からヒョイとボノが顔を出し、

もう怒ってませんよって

よっぽどクールな顔つきでお見送り。

 

ごめんねボノ。早く帰ってくるからね。

 

大丈夫だよ。俺は1人でも寂しくないぜ。

 

ボノが精一杯強がったつもりの瞳。

その奥にニタァと笑ったジョーカーがみえる。

 

お母さんが買い物に行った隙に、

隠してたマンガ読む小学生のウキウキ感が

あふれだしちゃってるってば。

 

 

→せつない目で攻めるプーちゃんのお話