推定5歳と言われたけどさ、
もっと若いんじゃない?と思ったりして。
だってあまりにも動きが機敏で、
飛び跳ねる姿が躍動感にあふれてるもん。
プーちゃんも推定5歳でやって来ました。
顔は少し白髪混じり。
顔も身体もシワだらけ。
慌てず騒がず落ち着いた、
貫禄あるおじさんでした。
育ってきた環境が違うと、
こうも違うものなのか。
当時近所に庭で放し飼いにされている
柴犬がいました。
飼い主に全く世話してもらえておらず、
いつもお腹を空かせ、毛がボッサボサ。
でもそのボッサボサの毛に埋もれた目は
奥でキラッと光っていて、
ひとり庭で飛び跳ねながら遊んでました。
人や犬が通るとすごい剣幕で吠えまくり、
さらに走って追いかけてくる、
ちょっと近寄り難い存在。
でもあの目の力強さとか、
野性味あふれる佇まいとか、
躍動感のある動きとか、
なんか黒パグさんと似てると思いました。
ひとり孤独に、逞しく生きてきた黒パグさん。
まだトライアル期間中だけど
「もう、うちのコになるかい?」と聞くと、
黒パグさんはしっぽブンブンで答えます。
いっぱい苦労をしてきたから、
これからはこの家でほのぼのと
ほんわか温かい時間を過ごして欲しい。
そんな思いからボノと命名。
我が家にやってきた2009年11月13日の金曜日は
君の5歳の誕生日だよ。
これからはここがボノの家だよ。
→すごい貫禄のあるプーちゃんのお話