私が台所で料理を始めると、
ボノが足元にやってきます。
いろんな食べ物の匂いがするので
鼻をスンスンさせながら偵察します。
ボノは食べ物に過剰に反応し興奮するので、
台所では何も与えず、何も落とさないよう
特に注意をします。
そして興奮のスイッチを入れないように、
目を合わせたり話しかけたりせず、
ひとり淡々と料理を進めます。
台所は何ももらえない楽しくない場所と
インプットさせるのが目的です。
でも本当は喜びそうなものが
いっぱいあるんです。
蒸した芋とか、茹でたブロッコリーとか、
プーちゃんにはあげてたよなぁ〜
と思い出しながら…
いや、いかん。ここは心を鬼に。
何も声をかけてもらえないと
静かに待つボノ。
見なくても視界に黒い影が入るので、
近くにいることはわかります。
でもあまりにも静かなので急に心配になって、
チラッとボノを見ると、
凛々しい顔でこちらを見つめて
様子をうかがっています。
しかも冷蔵庫によりかかり、
あの変な座り方をして。
パグのパグ座りは初期設定!
でもこの懐かしい光景に妙に安心した。
→初めて見た衝撃のパグ座り