プーちゃんの大好きおもちゃのロープは
リビングのどこかに転がっています。
いつも遊んだあとそのままにしたり、
どこかにポトンしてきてしまうからです。
今は赤ちゃんのおもちゃも加わり、
あちこちにいろんなものが転がっています。
プーちゃんは赤ちゃんのおもちゃには無関心。
それはいきなり音がしたりするので
懲りたのでしょうかねえ。
だからいろんなおもちゃの中から、
正確に自分のロープをくわえて持ってきます。
ただね。
ロープを持って私のところに来る前に、
なぜか赤ちゃんにロープを見せたりします。
赤ちゃんの前で立ち止まり、
オレのイカしたおもちゃを「いいだろ」と
見せびらかしています。
そして「オレのだから」と忠告しています。
もちろん赤ちゃんには
そんなメッセージは何も伝わっていません。
実は赤ちゃんはおもちゃには無関心です。
プーちゃんのイカしたおもちゃもどうでもよく、
赤ちゃんはおもちゃよりプーちゃんを目で追いかけています。
ピンクの耳の長いうさちゃん人形よりも、
りんりんと鈴がなる猫型にぎにぎよりも、
とにかく気になるのはあの動くモシャモシャ。
君。プーちゃんですよ。