「さて、散歩に行こうか」
プーちゃんに声をかけますが、
ふいっと目をそらします。
「プーちゃん、散歩行くよ」
プーちゃんはこちらをガン見しますが、
目で「は?」「で?」「だから?」
というメッセージを次々と送信してきます。
そういうときはハーネスとリードを装着して、
散歩スイッチを入れます。
チラッと手の中の芋の匂いを発射。
プーちゃんはむくっと立ち上がり、
大音量でブヒブヒ音をあげ、
やる気マックススイッチオン!
自分のリードをガジガジして
ブンブン振り回します。
ガウガウいいながら興奮してきます。
ロープ遊びのように引っ張ると
余計にかじりついて離れません。
違うスイッチが入っちゃいました。
それでもプーちゃんは楽しそうに
リードを引っ張ってはしゃいでいますが、
プーちゃんのお遊びタイマーが切れると、
急に動きが止まり、
リードをポトンしてしまいます。
あとは何もなかったかのように
トボトボ歩いてベッドへ行き、あくびして、
丸くなって、眠りに入ります。
プーちゃん、散歩がまだですが?
→プーちゃんのやる気スイッチオンとオフ