おもちゃ箱ではお人形さん達が
毎日出番を待っています。
中でもトップクラスの指名度を誇るカエルくんは、
赤ちゃんに引っ張られ、かじられ、
なめられ、投げられ、
散々な目に合っています。
でもなぜかカエルくんでないとだめ。
選ばれる者の辛さですかね。
とはいえ、ふと興味のスイッチが切れると
カエルくんはポイと投げ捨てられ、
床に仰向けになって転がっています。
そういう瞬間を狙ってプーちゃん登場。
はぁ、疲れた〜なんていう態度で
カエルくんの上にゴロンします。
ちっちゃいカエルくんは
プーちゃんの巨体で隠されてしまうのです。
プーちゃんはカエルくんで遊ばないのに、
なぜ隠したりするのでしょうか。
プーちゃんはカエルくんはオレのだと主張しているようです。
オレのものはオレのもの。
お前のものもオレのもの。
ジャイアンか。
→プーちゃんが乗っかり占領するお話