食事の支度を始めると
プーちゃんは足元にやって来ます。
しかも真下に陣取っています。
邪魔です。
たまに私の足を踏んでたりします。
足の上に座ってる時もあります。
重いです。
ふと醤油を取りに行こうと一歩踏み出すとぶつかってしまうので、
多分ここにいるだろうなあという場所を避けて動きます。
慣れると見なくても避けられるようになってきますが、
避けきれず何かをむにゅって踏んでしまうことがあります。
そういう時だけちぇっていう顔をして、
くるっと回って元の場所に戻ります。
絶対にどきません。
いつだったか人参を輪切りにしていた時、
ひとつ転がって床に落ちてしまいました。
厳密にいうと、床に落ちたところは見ていません。
落ちていくのは見ましたが、
拾おうとしたらもうムシャムシャしてました。
一度幸せを味わうと、その場所を記憶します。
幸せマップは正確にデータ更新してゆきます。
そういう点でパグはスーパーかしこい。
ふだんはポヤーンとしていても
食べる時だけは機敏な動き。
食べることだけに神経集中。
このエネルギーをもっと他に分散できないのでしょうか。
はい。できません。
犬にとって食べてはいけない食材を使うメニューの時は、
絶対に落とさない。転がさない。見逃さない。
心を鬼にして台所に立っています。