5月末、いちご収穫の終わりの終わり頃、
スーパーのフルーツ売り場に
小粒のいちごが格安で売られています。
たまにしか出会えないレア商品なので、
見つけた時は迷いなくゲット。
そしていちごジャムを作るのです。
夕飯の支度でもないのに
台所で何やら作業を始めると、
ボノが様子をうかがいにやって来ます。
台所の入り口にある引き出しの横から
ひょっこり顔をのぞかせ、
スンスンと鼻をならします。
いちごを洗って鍋で煮て、
砂糖といちごの甘酸っぱい香りが
部屋中にいっぱいになっても、
普段あまり嗅いだことがない匂いだから
ボノはあまり興味なさげ。
そのまま距離を変えません。
ひょっこりポジションを維持します。
俺のご飯の匂いじゃないしー
俺の知らない匂いだしー
最初から食べ物狙いでない時は、
こんなにもただ静かに見つめてくるボノ。
台所でご飯をくれと大暴れするあのボノとは
ほぼ別人。
でもひょっこりはんの圧力は強い。
→夕飯の準備も興味あるってお話