ごめんよ。
ごめんってば。
そうやって背中向けて座るのやめて
早く機嫌直してよ。
ただでさえ丸くなった背中は哀愁が漂うのに
もう悲哀のオーラだだ漏れじゃん。
ボノはシャンプーやら爪切りやら耳掃除とか
グルーミングはぜーんぶ大嫌い。
うん。
嫌いなのは分かってるんだけど、
これはやらないといけないからやってるの。
わかってくれ、ボノ。
どうせ爪切りするってわかったら
すぐに逃げるでしょ?
どこかへ逃亡するでしょ?
だからジャーキーだよ〜って誘えば
来ると思ったからさー。
ウソついちゃったんだよー。
ごめんねー。
でも爪切り終わってジャーキーあげたでしょ?
そのジャーキー食べたでしょ?
全部ウソではなかったでしょ?
だからもう笑って許してよ、ボノ。
ねえ、いつまでそうやってすねてるのさー。
→ボノの嫌いなシャンプー&爪切りのお話