プーちゃんがやってきてから1週間経った頃
散歩に変化が見られはじめます。
自分から前へ前へと進み、
電信柱のにおいを嗅ぎ、
脚を高々とあげてチッコしています。
散歩コースの電信柱を
最後の一滴になるまでくまなく巡ります。
ウンチは完全に外派。
道の隅っこでくるくる回って毎日快便です。
落ち葉や風のにおいを嗅ぎながら、
ブーブー鼻を鳴らしててけてけ歩きます。
たまに小走りになる時さえあります。
でもあまり調子にのると、
脚から出血してしまいます。
最後の一滴ももうなくなって
家に向かって歩いていると、
ちょうど家と道路の境目のところで
くいっと曲がって玄関へと歩いて行きました。
自分の家をおぼえた!!!
嬉しくてなんだか泣けてきた出来事でした。
保護犬さんは毎日少しずつ
新しい環境に慣れていきます。
早い子もいれば、
時間がかかる子もいるかもしれません。
でもどんな子も必ず変わっていきます。
適応していきます。
飼い主にできることは
それを見守ってやることなのでしょう。