プーちゃんの散歩コースの中に
特に念入りに匂いを嗅ぐ電信柱があります。
姫が下ってくる坂道から森へ曲がる角。
ちょうど家から半分歩いた位置であり、
いろんなワンコが通る場所でもあり。
もしかしたらプーちゃんにとって
おれのテリトリー偵察活動の中で
最重要拠点としているのかもしれません。
ひつこく匂いを嗅ぎ、
横にずれてまた匂いを嗅ぎ、
180度念入りに情報収集します。
この間、私はただひたすら蚊に献血します。
そもそもプーちゃんを含め
短頭種のワンコはきっと皆そうでしょうが、
顔が平たい族ゆえに
ほとんど顔が電信柱に接しています。
勢いからするとめり込むほどです。
そんなにくっついたらプーちゃんの顔面は
みんなの匂いだらけなはずです。
そしてプーちゃんが匂いを嗅ぎながら
位置をずれると、
元の場所にプーちゃんの鼻印が押されてます。
もう、まるではんこです。
ここ、確認済み。
→プーちゃんの自由すぎる散歩のお話