ボノは外で過ごすのが好き。
寒い季節でも暑い季節でも外に出たがり、
庭に出すとなんとも嬉しそう。
寒がったり暑さでガハガハにはなるけど、
それでも生き生きとした顔をします。
だから雨でなければ一緒に庭へ出て、
ふたりでアウトドアタイム。
ボノは楽しそうに庭をぐるぐる歩き回ります。
横で私はボノが何かを拾い食いしたり、
突然逃走したりしないように、
しっかり見張ります。
我が家の庭は生垣で覆われていて、
いわゆるフェンスや壁という物がありません。
生垣がかなり密に生い茂っているので、
それなりに壁の役割は果たしていますが、
猫が通れる程の隙間はあるもので。
そしてついに事件が起こります。
たまたま家の前の道をワン友のラブ君が通り、
目ざとくボノが見つけ即座に反応。
ギャウギャウ吠えながら
ラブ君めがけて素早くダッシュ。
レンガの仕切りを飛び越え、
生垣にズボッと突っ込んでゆきます。
そう、もうアニメのワンシーンみたいに。
ゴソゴソともがきながら進み、
ついに生垣から脱出!
そして道路に向かって大ジャーンプ!
こちらもすぐに後を追いましたが、
ボノの方が素早く先に。
でも、先で待ち構えていたラブ君のママに
敢えなく捕獲されました。
はぁー。
何処かへ逃走されずに済んで良かったぁ。
いやな汗をどっさりかきました。
その後ボノは庭に出る時は必ず
リードに繋がれることに…。
→ボノの自由そうで自由でない時間のお話