元保護犬パグのやり直し人(犬)生

何事も全力パグの日常スケッチ

君の温もり

パグさんを連れ帰り、洗って、遊び、

夜になってソファの上で一息つくと、

ドドドって走って飛んで来たパグさん。

膝の上にドスドス遠慮なく乗っかってきて、

ギョロギョロっと私の顔をのぞきこみ、

顔や手や服の匂いを嗅いで何かを確認します。

フンフンと鼻を鳴らして満足すると、

くるんと横で丸くなります。

 

するとさっきまでギョロギョロだった目は

急に細くなってなんだか別人。

眠たそうだな。

ショボショボすると爺さんみたい。

 

パグさんの小さな背中から

じんわりとパグさんのぬくもりが伝わります。

そうなんだ。

パグって暖かいんだ。

ボノがくっついてきた時も、

プーちゃんがくっついてきた時も、

こんなふうに暖かかったんだ。

懐かしさでいっぱいになって、

またボノのこと思い出したりなんかして、

目がうるうるしちゃうけど、

間違いなくここにいるのは、

今、守るべき命。

 

パグさんは横にくっついたまま

すぐにいびきをかきはじめ、

早々に夢の国へと出発します。

スイッチをパチンと切ったみたいな寝入りは

やはりなかなかの大物感漂います。

 

完全に眠りに落ちると、

背中を撫でても、

耳を触っても、

あごをコショコショしても起きません。

誰もが嫌がる足を触っても…起きません。

まさかのお腹を触っても…

起きないどころかヘソ天に!

 

こいつは一体何者なんだっ!!!

 

↓ボノだってピッタリくっついて寝てたって話

 

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