元保護犬パグのやり直し人(犬)生

何事も全力パグの日常スケッチ

ボロボロのパグさん

ボノを失い心癒えぬまま翌年の春をむかえた頃

ふがれすにパグの保護情報が入りました。

『パグ、5歳位、肝臓の数値が悪く要治療、

このコの預かり募集中!』と。

 

え! 肝臓の数値が悪いって⁉︎

 

肝臓の数値が悪かった事から発覚した

ボノの膵臓がんは治療すら出来なかったけど、

もしかしてこのパグさんは今から治療すれば

完治出来るかもしれない!との思いで、

すぐに我が家で預かりをする準備をしました。

 

保健所から引き出され、

病院で検査入院しているパグさんを

ドキドしながら迎えに行くと…

診察台の上のパグさんは

フォーンのわりに薄黒く、

頭をぐったりとうなだれ、

ブルブルと小さく震えながら、

ゼーゼーと変な音を立てて呼吸をし、

肋が浮き出るほどガリガリに痩せて、

もう…見るも無惨な姿!

 

プーちゃんもボノも保護犬でしたが、

保護の後に誰かが綺麗にしてあげて、

誰かがお世話してくれていたのです。

そして可愛くなった状態で

我が家にやってきたのです。

過去の生活ぶりが見える無惨な姿は

見たことがなかっただけに衝撃でした。

あまりにも酷い…。

 

ぶるぶる震えたパグさんは、

不安と恐怖でいっぱいだったと思います。

目まぐるしく変わる環境の中で、

一体ここは何処なんだろう、

どうなっているんだろうと。

 

車に乗って我が家に向かう途中は、

毛を逆立ててギャンギャン吠えまくり、

ケージをガリガリと引っ掻きまくり。

そして車の中は異様な匂いに包まれました。

…とにかくパグさんクサいんです。

 

我が家に着くと猛烈な下痢便を噴射。

ここまではなんとか我慢したのですね。

でもとにかく体調は最悪のようです。

 

まずは水を飲み、ご飯を食べ、落ち着かせ、

そしてシャンプー…しないと…だよね。

激しく抵抗されるかと思いきや、

始終大人しく洗わせてくれます。

体からポタポタと真っ黒な泡がしたたり落ち、

ごっそりと毛の塊が抜けるところも。

こんなに汚れるまで放置されてたの!

 

うつむきながらじっとしてるパグさん、

正気のない虚ろな目をしたパグさん、

弱々しくて今にも消えてしまいそう…。

 

がんばれがんばれパグさん!

元気になってパグさん!

 

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