元保護犬パグのやり直し人(犬)生

何事も全力パグの日常スケッチ

ひとり笑点

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たまには気合を入れて

リビングの掃除と片付けをします。

おもちゃのパーツ、小さくちぎった紙、

ボノの毛、そして何故か砂がたくさん。

我が家のリビングの床は

そんなもので構成されています。

 

こればっかりは仕方ないんだ。

だって部屋を汚す専門の人が2人もいるから。

だからいいの。

汚いのにも潔く慣れよう。

だけどたまには私の本気を見せてやるぜ。

さあ今日はスッキリ一掃だ。

みんなどけどけぃ。

 

リビングに置いてあるおもちゃのカゴや、

ピアノやイス、クッションやマットも

ぜーんぶまとめて廊下に移動。

どどーんと現れたじゃりじゃりした床を、

最強パワーモードでフル吸引し、

仕上げは隅々まで雑巾がけ。

 

ボノはいつも掃除が始まると、

ふいっといなくなります。

掃除機がガーガーとうるさいから、

別の部屋に避難するのです。

そして掃除が終わって静かになると、

どこからともなく帰ってきます。

 

ピカピカの鏡みたいになった床は、

素足で歩いてみると最高に気持ちいい。

頑張った甲斐があったと思える。

たとえ後にすぐ元に戻ろうとも、

一瞬でもこの気持ちよさを味わえて良かった。

 

さあ、ボノも歩くがいい!

ツヤ肌となった床を!

 

廊下の荷物を取りに行くと、

ボノが荷物と一緒に掃除が終わるの待ってた。

しかもクッションの上で。

クッション2枚の上で、

ひとりで笑点しとる。

 

→フカフカの場所でこっそり寝ちゃうお話