私がリビングでヨガをやっていると
背後よりこっそりボノがやってきて
興味津々で覗き込んできます。
手の中や背中や両脇のポケットや靴下の中まで
何か食べられるものを所持してないか、
スンスンと厳密なボディチェックが入ります。
何もないとわかると
ちょこんと横に座りあくびをひとつ。
何もないのはつまんないけど、
もしかしてこれから出てくるのでは?
とか淡い期待を持ちつつ、
でもそんな期待はしていませんてな顔で。
もおーなんだかんだと可愛い奴よのぅ。
ボノってばさあ。
ボノの首を撫でようと手を伸ばすと
フイッと避けて後退り。
なんだい、避けるんかい。
急激に失恋した時の苦い味がこみ上げる。
→ヨガを邪魔するプーちゃんのお話