私がソファに座ると
ボノもダッシュでソファに飛び乗り、
横にちょこんとくっついて座ります。
ねえ、休憩?休憩?
休憩だよね?休憩でしょ?
膝の上に半分乗っかり、
無言でメッセージを送信してきます。
体重のせて動けないようにしてるくせにー、
仕方ないなあ、もう。
ボノにとってソファの上はくつろぎゾーン。
私の膝で暖をとり昼寝でもしたいのでしょう。
ボノをこちょこちょしようと手を伸ばすと、
スンスンと匂いを確認して手をなめてきます。
チョロっと触った舌がとても緩かったりして、
ボノの体温を感じます。
3ヶ月程経った頃、
ボノはよく手をなめてくるようになりました。
今まではこんなこと無かったのにね。
だいぶ距離が縮まってきたかな。
相変わらず警戒はしているけれど、
ふと緊張を解いた瞬間に
こんな風に人と接するようになりました。
少しずつ心の扉が開いてきているようです。
→プーちゃん、妖怪塩舐めに豹変するお話