プーちゃんがとても張り切る場面があります。
それは玄関です。
トイレで庭に出る時も、
散歩に出る時も、
また散歩から帰ってきた時も、
玄関ドアギリギリに張り付いて
ドアが開くのを待っています。
そしてドアがちょっとでも開くと、
にゅるっとすり抜けて行きます。
私が先に出ようとしても、
プーちゃんは頑なにドア前ポジションを守り、
先頭をゆずりません。
絶対に、何がなんでも、おれが先。
なかなかドアが開かないと、
チラッとこちらを見て
早く開けろと圧をかけてきます。
あくまでもドアを開けるのは君で、
おれが最初に出る魂胆です。
でももし、ドアを開けてその日が雨だったら、
ピタリと足を止めその場でフリーズ。
あ、雨やん…ってな悲しみに満ちた目をして、
よければどうぞ先に…と、
いとも簡単に先頭をゆずります。
さっきまでの勢いは何処へ?
→雨が降っていると話は別っていうお話