日曜日の昼下がり。
厳しい残暑の中での楽しい行事といえば
おやつのアイスクリームパーティーです。
みんなで好きなアイスを選び、
コーラやチョコや練乳をかけたりして、
一斉にむしゃむしゃと食べはじめます。
うまっ!
途中発するのはこのひとことだけ。
無心になって食べているので
余計なことはしゃべりません。
私のバニラ味のカップアイスが
トロントロンに溶けた頃、
ようやくプーちゃんの出番です。
お待たせ。
君のためにチョコをかけなかったよ。
横でギラギラした目をしたプーちゃんは
カップアイスに釘付け。
そして合図を待たずに食らいつきます。
ものすごい勢いでアイスを舐めまわし、
カップを支える手がグイグイと押され、
心の中で
ああ、プーちゃん、今日も元気だな…なんて、
食いつき度合いによる健康チェックも。
もうとっくにアイスは無いはずなのに
プーちゃんはいつまでも
カップを舐め続けます。
そこにバニラの香りがある限り
おれ、やめない。
そのうちにカップにうまく顔がはまって、
バニラ犬完成。
→何でもがっつくプーちゃんの話