当時我が家の庭の物置の下に、
おデブのヒキガエルが暮らしていました。
ほとんど寝ているようで
なかなか会うことはなかったのですが、
たまに夕方涼しくなった頃に現れました。
このカエルさん、かなりダイナマイトボディ。
そして動かない。
いつもじっと前を見つめている。
この威風堂々としたたたずまいに惚れ込み、
ケロンパという名前までつけて
会える日を楽しみにしていました。
プーちゃんの夕方の散歩へ出る時に、
いつものようにじっと前を見つめ
門の前でデンと座っていたケロンパ。
この消せない存在感に圧倒されます。
プーちゃんはまたブヒブヒするかと思いきや、
ケロンパの真横をスルー。
あれ? どこ見てんのよ?
蝉やカブト虫は目ざとく見つけていたのに?
ヘビの赤ちゃんだってブヒブヒしたのに?
散歩帰りもまたケロンパの横を素通り。
蝉やカブト虫は興味津々だけど、
犬は嫌いだからスルー。
プーちゃんは相手によって態度を変えている⁈
プーちゃんとケロンパの友情は芽生えず…。
→昆虫にも蛇にも興味はあったけど…