桜満開の日曜日、
家族でお花見に出かけました。
おにぎりと水筒とお手拭きと膝掛けと…。
プーちゃんと子供とを連れて出かける日は
荷物がふくれあがります。
毎年桜が咲くたびに、
去年はどんな桜を見てたかなと、
過去を振り返ってしまいます。
確か去年プーちゃんは桜の花びらを
ムシャムシャ食べてなかったっけか?
娘はまだ背中におんぶしてたなあ。
今となっては懐かしい光景が鮮明に蘇ります。
桜の花びらを手にとって、
懐かしさのあまりフッと笑ってしまいます。
まぶしいほどの桜の木の下にシートを広げ、
両手に抱えた荷物を下ろします。
さあ、今年はみんなでおにぎりを食べよう。
そしてみんなでボール遊びしよう。
心地よい春の風をいっぱい感じて…
つい桜に酔いしれていたら、
その隙にプーちゃんがシートの上に乱入。
カバンを倒し、
中身をぶちまけ、
水筒をなぎ倒し、
膝掛けを蹴り、
一瞬にして凍りつく惨劇に。
プーちゃんは鼻を鳴らしながら
おにぎりを漁っています。
今年の桜は賊が乱入した。
一生忘れまい。
→プーちゃんは花より団子だったお話。