テレビの前でハアアーと床に座ってひと休み。
部屋は散らかったままですが、
目をつぶって諸々の地獄的現実から
しばし遠ざかり心の洗濯をします。
娘の夜泣きで寝不足となりパワー減退。
ヘロヘロすぎて力も声も出ません。
連続して朝まで寝たい。
焼きたてのアンパンマンの顔にして欲しい。
私だけ1日25時間欲しい。
影武者たくさん欲しい。
欲望が渦になってドロドロしていると
決まってやってくるあいつ。
くーるー
きっとくるー
きっとくるー
プーちゃんは私の姿を見つけると
吹っ飛んできます。
こんな時に靴下を履いていなかったりすると、
すぐに素足に反応して足をなめ始めます。
まん丸の目をして。
夏には腕の塩分を舐めにやってくる妖怪が
冬にも現れるのです。
まるでくすぐりの刑。
→夏にやって来る妖怪塩舐めのお話。