夏のお出かけはパグにとっては命がけ。
熱いアスファルトを歩くのは危険!
サウナのような車に乗るのは恐怖!
本当はプーちゃんも一緒に
お出かけしたいのですが、
この時期だけは
留守番という選択肢しかありません。
プーちゃんは一緒に行きたくて
キュルルンとした目でアピールしながら
玄関まで追いかけてきます。
だめだ、プーちゃん、だめなんだ。
ごめんだけど留守番ね。
ピシャリとドアを閉め、その場で10数えます。
いつもならプーちゃんはドアの裏側に
しばらく座っています。
さて、プーちゃんどうしたでしょう?
そおーっとドアを開けて覗くと、
プーちゃんはさっさと
ベッドに向かって歩いています。
足取りに迷いや絶望はなく
ウキウキ感が漂います。
そしてドスンと横たわり
大きくブフーンと息をして、
眠りのカウントダウン態勢に。
エアコンの効いた誰にも邪魔されない
極楽快適空間をついに手にします。
プーちゃん、
あきらめが早いのはこういうことか。
→プーちゃんの切ないお見送りの話