元保護犬パグのやり直し人(犬)生

何事も全力パグの日常スケッチ

出ました〜

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小さなお昼寝マットの上の

ギュウギュウ生活が続きます。

マットの周りはさらにいろんなグッズが並び、

全てに手が届きシステマチックに進化。

まるでコックピットのようです。

 

赤ちゃんはあぶあぶ言いながら

空中浮遊体勢でご機嫌なんですが、

プーちゃんはふと何かに気付いて

赤ちゃんのところへ。

赤ちゃんが足の指で遊んでいるところへ

ズイッと歩み寄りお尻にピタリと鼻をつけます。

 

あぶあぶ〜

ブヒブヒ〜

これが2人のハーモニー。

でもプーちゃんのブヒブヒがちょっとひつこく

だんだんブヒブヒ音が大きくなっていきます。

そして音がブゴッブゴッにかわり…

 

ややっ!

これは洗濯物物色中に獲物を見つけたサイン!

もしや?と赤ちゃんのおむつをチェックすると

中身アリ状態。

プーちゃんはその香ばしさに反応して

ブゴブゴ音でおむつ替えサインを出しました。

 

グッジョブ👍

イクパグ

 

で、その丸めたやつ

くれる?

くれる?

というビームを送信することも忘れない。

 

誰の散歩かという疑問

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プーちゃんの年齢は推定シニアゾーンで、

だいぶゆったりのんびり。

散歩で走ることはありません。

ゆっくりゆっくり歩きます。

もしかして内心では

歩くのクソだりぃ〜と思っているかもですが、

外に出ることはとても喜んでいるようです。

 

赤ちゃんはまだ歩けませんが、

外に出るととてもご機嫌です。

いつもいろんなものを凝視しながら

神妙な顔をしています。

 

ならばプーちゃんと一緒に

赤ちゃんはベビーカーに乗って

ちょっと遠くの公園まで行こうではないか!

 

さて、早速ベビーカーを準備し、

赤ちゃんを乗せリュックを背負って出発!

…という時になってから、

プーちゃんが強いビームを送信しはじめます。

 

乗る?

乗る?

俺も乗る?

まさかとは思いますが、

どうやら本気で俺も乗せろと言っています。

 

ダメに決まっとるわい。

君が乗ったら意味ないし。

 

→プーちゃん、車に乗りたい時もビームを送信

 

いつも一緒

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リビングにどーんとカーペットを敷きました。

もちろんプーちゃん色ですよ。

その上に赤ちゃん用のお昼寝マットを敷き、

赤ちゃんのゴロゴロゾーンを作りました。

 

私も横でゴロゴロできるので、

赤ちゃんが寝た時は一緒に寝たり、

横で洗濯物を畳んだり、

写真やビデオを撮ったりと

なかなか便利な場所です。

 

お昼寝マットはそんなに大きくはありません。

だからかえってここにいれば

おむつやおもちゃやテレビのリモコンも、

なんでも手に届くので動く必要もなく、

なんとなくいつもマットの上で

過ごすようになりました。

 

そうするともちろんプーちゃんもやってきて、

狭いマットの上に住人がギュウギュウ。

部屋にはプーちゃんのベッドがあるのに、

プーちゃんはいつもこの狭いマットの上にいます。

 

なんでこんなに広いカーペットの中の

こんなに狭いマットの上に

密集して暮らしているんでしょうか。

 

演技派パグ

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プーちゃんはよく洗面所へ出かけては、

洗濯物の中から何か香ばしいものを

盗むという犯行を繰り返しています。

たいていは旦那君の靴下です。

ワンコは香ばしいもの好きですよねー。

 

赤ちゃんのおむつ替えをしていると、

プーちゃんは横に寄り添い

静かに参加しています。

眠そうな顔をして

早く昼寝しようよと顔が語っていますが、

もうちょっと待っててもらいます。

 

おむつ替えが終わってふうっとひと息つくと、

さっきまで静かに座ってたプーちゃんが

いきなりブッヒブヒモードに。

どうした?

半分寝てたプーちゃんに何が起きたのか。

 

プーちゃん、丸めたおむつに鼻をつけ、

ブルドーザーの様におむつを引きずり進みます。

ブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒ…。

 

プーちゃんはさっきからそれ狙ってたのね。

眠そうな演技までして。

虎視眈々と。

 

→洗濯物を物色するプーちゃんのお話はこちら

kamupug.hatenablog.com

 

ヘビの罠

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赤ちゃんが寝返りをうったりして

少しずつ活動的になってくると、

ベットの中では狭いので

プーちゃんと一緒に床でゴロゴロします。

 

おもちゃや絵本や人形が

一瞬で床に広がります。

最近の赤ちゃんのおもちゃは

可愛らしいものがいっぱい。

色使いもカラフルです。

 

その中にプーちゃんのおもちゃも紛れていて、

プーちゃんは自分のおもちゃを探すより、

赤ちゃんのおもちゃを自由に使います。

 

カラフルなヘビの人形は

プーちゃんが顔を置くのにちょうどいい高さで

昼寝の時は遠慮なく顔を置いています。

でもこのヘビの胴体には

ピコッとかガサッとか色んな音が出る

赤ちゃんが喜ぶ仕組みがあります。

 

さて昼寝でもと、

プーちゃんがヘビに顔を置くたびに

ガサッと大きな音が出るので、

毎回プーちゃんは飛び上がって驚き、

それを見て赤ちゃんはキャッキャ喜んでいる。

 

見事なイクメンぶりである。

 

悪魔の所業

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赤ちゃんは大変な汗っかきです。

いくらエアコンをかけていても汗をかきます。

涼しい顔で寝ていても背中は汗でびっしょりです。

 

そもそもですね

エアコンが嫌いな私と

暑いのが苦手なプーちゃんと

適度に汗をかかせたい赤ちゃんが

同じ部屋で過ごすのですから、

温度調節が非常に難しいのです。

 

そんな真夏の赤ちゃんの味方はシッカロール。

あせもでぐずりだす前に

シッカロールを軽くパフパフ。

この匂いを嗅ぐと

自分が赤ちゃんだったときに

同じようにパフパフされた記憶が

不思議とぼんやり浮かんできます。

 

プーちゃんもパフパフイベントを見学に来て

ブヒブヒとパウダーの匂いを嗅ぎ、

あろうことかパウダーに向かって大きくしぶきました。

 

………。

 

部屋が2ミリの積雪を観測。

もう、これ、悪魔の所業。

 

ヨギーなパグ

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このピンクのクッションは

授乳クッションという商品で、

アルファベットのCの形をしています。

 

どうしてCの形をしているのか謎のまま、

このクッションを今ひとつ使いこなせず、

やがてなんとなくその辺にあるものとして

オブジェ化していきました。

 

季節は夏をむかえていたので、

もふもふしたものにはなんとなく

触りたくなかったというのもあります。

 

これにいち早く目をつけたのがプーちゃんです。

でもプーちゃんにとっては

乗るには小さいし顔を置くには高いし

全て微妙な要素ばかり。

 

そこでめげないのがプーちゃんです。

熱波が襲う昼下がり、

プーちゃんはエアコンの風にあたりながら

ヨガを楽しみ始めます。

もしかしてプーちゃんて、

ものを自分流にアレンジして使う

天才なのではないかと思います。

 

こっそり主役

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赤ちゃんと同時に

我が家にビデオカメラがやって来ました。

私はカメラが好きなのですが、

ビデオが意外と面白いことに気付き、

なんとなく手にとって遊び始めました。

 

赤ちゃんが無重力で浮かぶ動きをしたり、

顔を真っ赤にしてあくびをしたり、

足の指をにぎにぎしてたりすると

ついカメラをまわしてしまいます。

 

後で撮影した映像を見て、

赤ちゃんの不思議な動きの分析と、

カメラワークのセルフダメ出しをして

さらに楽しみます。

 

あ、ちょっと待てよ。

さっきからここにプーちゃんもいるし。

撮影してるときは気づかなかったのですが、

ベッドの下でゴロンと寝そべっているだけと思いきや、

あくびしたり、鼻を舐めたり、顔を傾げたり

エア干し芋ごっこでモグモグしたりして、

めっちゃ笑えるではありませんか。

 

かわいい赤ちゃんでも主役持ってかれる。

動画ではプーちゃんの面白さ最強。

 

→プーちゃんが何もないのにモグモグする話

 

赤ちゃんセンサー

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退院から1ヶ月経った頃から、

赤ちゃんもリビングで過ごすことにしました。

夏は2階の赤ちゃん部屋がサウナになるので、

涼しいリビングに避難したのです。

もちろんみんなで一緒に過ごした方が

便利だし楽しいものです。

 

リビングにも赤ちゃんベッドを設置し、

そこに伴いオムツやタオルなどの赤ちゃんグッズもやって来て、

プーちゃんはすべての調査に忙しそうです。

そしてベッドの横でソワソワです。

 

若かりし頃の貴乃花関にそっくりな赤ちゃんは、

りりしい顔に比例せず鳴き声がか細く

静かに「あっあっ」と泣きます。

でもプーちゃんそんな小さな泣き声も聞き逃さず、

赤ちゃんが泣くとバウバウ吠えます。

 

プーちゃんはソファで寝ていても、

赤ちゃんが泣くとムクッと起きて吠えます。

なんと!

プーちゃんが子育てに参加している!

これはイクメンというのでしょうか。

イクパグと呼ぶべきでしょうか。

 

イクパグの赤ちゃんセンサーを全面的に信頼し、

プーちゃんが吠えたら

赤ちゃんの様子を見に行くようにしました。

 

でもたまーにプーちゃんが吠えても

赤ちゃんはスヤスヤ寝ているときがあります。

どうした?

赤ちゃんセンサー早くも故障か?

いやいや。

それはプーちゃんのおやつの催促です。

時計の針はちょうど3時。

なんかくれと言っています。

 

 →プーちゃんのご飯タイムは正確なお話

 

はじめまして

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しばらくの間赤ちゃんは2階の赤ちゃん部屋で過ごし、

プーちゃんは1階のリビングで過ごします。

私は1階と2階を行ったり来たりしていて、

階段を降りてくるたび

プーちゃんが私の匂いを嗅いで嗅いで嗅いで…

ずっと探知犬モードです。

 

赤ちゃんが沐浴するときは

赤ちゃんもリビングにやって来ます。

このときはプーちゃんの探知犬モードMAXです。

 

プーちゃん、新しい家族だよ。

 

まだほえほえしてる赤ちゃんを紹介すると、

くにゃくにゃ動いてる足に近付いて

この未知なる匂いをしっかり確認していました。

ブヒブヒ、ブヒブヒと鼻を鳴らし、

挙句にブッシャーと勢いよくしぶきます。

 

…そうくると思ったよ。

だから瞬時に赤ちゃんを上に避難。

君とは長い付き合いだから

次にやることお見通しだってば。

 

あやうくパグの洗礼を浴びるところだった。

パグ教はもうちょっと後で。

 

→プーちゃんのしぶき話はこちら

 

知らない匂い

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私は無事最短期間で退院しました。

赤ちゃんを連れて家に帰ると、

プーちゃんは私の匂いを確認して、

クネクネしながら喜んでくれました。

たかが1週間。されど1週間。

再会を喜び合うほどの長い時間でした。

 

足元でクネクネジタバタした後、

私の足にピタッと鼻をつけて

じっと匂いを嗅いでいます。

探知犬モードに突入です。

ブヒブヒしながら匂いを分析しています。

 

この匂いは何?

食べられる?

食べられない?

そんな二択なのでしょうか。

プーちゃんは目をまん丸にして

ひつこく匂いを嗅ぎます。

ただならぬ雰囲気です。

 

チーン。

答えは…わからない。

でも何かある。

そこに何かいる。

プーちゃんはずっとブヒブヒソワソワ。

ずっとずっと匂いを嗅いでいます。

 

プーちゃん、家族が増えたよ。

 

→プーちゃんが探知犬になるお話

 

病室から

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いよいよ私は出産で入院することになりました。

病院へ行き、翌日気合で出産。

この日より最低7日間は病院生活です。

 

考えてみればプーちゃんと離れるのは初めてです。

入院中は仕方なく動物病院で過ごしてもらい、

離れ離れの一週間が始まります。

 

私は病室で赤ちゃんと過ごすのですが、

なんとこの赤ちゃん手がかかりません。

おっぱい飲むとスヤスヤと何時間も寝るので、

私はなーんか暇。

仕事も掃除も食事の用意も

プーちゃんの散歩もなく、

熟睡してる赤ちゃんの顔を

起こさないよう静かに眺めつつ

ニヤニヤしながら時間が過ぎていきます。

そういえば私はいつも

誰かの寝顔を見てニヤニヤしている。

赤ちゃんはいびきはかきませんがね。

 

病室にお見舞いに来てくれた旦那君に

プーちゃんに会いたいよぅ〜と弱音をはいたら、

プーちゃんを駐車場に連れて来てくれました。

病室のベランダから見た

豆より小さなプーちゃんが

遠くで「バウッ」って吠えてるのが聞こえて、

史上最短期間で退院するぞと決意します。

待ってろプーちゃん。

 

→プーちゃんとの距離に苦しむ妊婦の話

 

いびき対策

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パグはいびきがうるさいと言われる犬種です。

プーちゃんも確かに当てはまります。

うるさすぎです。

 

私がソファに座ってテレビを見ていると

プーちゃんは必ず横にやって来ます。

そして寝ます。熟睡します。

やがてけたたましいいびきが始まり、

テレビの音声はかき消されます。

 

え?ジェームズ・ボンド何て言った?

え?明日の降水確率は何パーセント?

え?クイズの答えは何だった?

あああー!聞こえないー!っていう毎日です。

 

とは言っても

白目でピクピクしてるプーちゃんは

気持ちよさそうです。

ここに罪はありません。

 

そこで。

パグのいびき対策として

天井にスピーカーを増設しました。

音が上からやってくるので、

聞き取りやすい感じです。

 

でもプーちゃんも負けていません。

シャンプーしてさっぱりきれいになった日は、

さらなる爆音いびきになります。

こうなったらお手上げ。

テレビを消して一緒に寝ましょう。

 

喜びのツボ

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ワンコがシッポを振っている姿は

超絶可愛いと思います。

シッポを振っているプーちゃんが

こちらをじっと見て目があったりすると、

世界中の干し芋をあげたくなります。

 

プーちゃんのシッポはくるくる巻きではなく、

だらりと下がったまま「し」の字になっているので、

「し」の字のまま横にゆらゆらさせます。

座っていると床をお掃除する動きになります。

これで綺麗になれば最高なんですがね。

生憎パグ毛が散らかる一方です。

 

シッポを振るにも強弱の度合いがあります。

遠くから「プーちゃん!」と呼ばれたりすると

静かにゆらゆらと揺れ始め、

「ごは〜ん!」という単語を耳にした途端

ゆらゆらMAXです。

 

今日はお芋を細かく刻んで

ごはんに混ぜてあげようっと。

テンション上がって台所に行く途中、

私はソファの角に足の小指をぶつけてしまいました。

大声をあげてその場にうずくまり、

じんじんする足を押さえながら顔をあげると、

シッポゆらゆらMAXのプーちゃんが

満面の笑みを浮かべてました。

 

何がそんなに嬉しい?

もう世界中の芋あげないっ。

 

→プーちゃんのだらりとしたシッポのお話

 

【食事中は閲覧注意】干し芋ブーム

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干し芋はガムほど固くなく適度に弾力があり、

少しで満腹感が得られ腹持ち良く、

食物繊維が豊富なおやつで、

食いしん坊で丸飲みしがちなプーちゃんに

ちょうどいい要素が揃っています。

 

しかも甘くて美味しいですから、

プーちゃんには内緒ですが私も食べています。

でも実はカロリーは決して低くはないので、

食べる量はお互い気をつけなければなりません。

 

晴れの日は庭にはいつも芋が干されていて、

私はこの光景が大好きですが、

プーちゃんももちろん大好きなのでしょう。

いや、気になってウロウロしています。

 

適度なしっとり感になるまで

じっくり待って過ごします。

でも今日は春の悪戯で、強風にあおられ

芋が並んでいるざるごと飛ばされました。

大切な芋が庭に散乱し大惨事です。

 

慌てて拾い集めましたが、

現場に一足先に急行したプーちゃんが

ガウガウいいながら芋に飛びつき、

片っ端から丸飲みです。

 

いくら程よい固さの芋でも、

何枚も丸呑みしてはいけません。

プーちゃんはその場でクルクル回ってから、

丸呑みした芋を全部吐いてしまいました。

 

ほんと、食べ物は噛んで食べて欲しいです。

どうしてゆっくり噛んで食べないのでしょうねえ。

答えはパグだから…。

 

→噛まずに飲み込むガムの話はこちら